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【福岡県】小倉のシンボル、小倉城〜アクセス・見どころ・イベントなど〜
小倉城は、九州地方の福岡県北九州市小倉北区にある城です。現在ある天守、櫓(やぐら)、庭園と大名屋敷などは1959年に再建したものですが、独特の建築が目を引きます。小倉城の概要・アクセス・見どころなどをまとめました。
小倉城(こくらじょう)とは
©︎JNTO
小倉城は、九州地方の福岡県北九州市小倉北区にある城です。13世紀の戦国時代から17世紀にかけて増改築を重ねた城で、18世紀ころまでに建物は石垣や堀を残してほとんどが消失してしまいました。現在ある天守(※1)、櫓(やぐら)、庭園と大名屋敷などは1959年に再建したものです。
小倉城は、「唐造り(からづくり)」や「南蛮造り(なんばんづくり)」と呼ばれる珍しい天守を持ちます。通常、天守は上階に行くにつれ部屋が小さくなりますが、唐造りでは下階より上階の部屋が大きいのが特徴です。
独特の建築で、名城との呼び声も高い小倉城の概要・アクセス・見どころなどをまとめました。
※1:天守……日本の城郭に建てられる最も高い建築物のこと。その城のシンボルとなる。
小倉城の基礎情報
小倉城に休館日はありませんが、開館時間は季節によって異なります。入館は閉館時間の30分前までです。
4月〜10月、9:00〜18:00
11月〜3月、9:00〜17:00
入場料は大人350円、中・高校生200円、小学生100円(すべて税込)です。
小倉城の見どころ
天守
©︎JNTO
実際は5F建て、外からは4Fに見える「4重5階」の大天守の隣に、1F建ての小天守が連結した構造。大天守の一番上の部屋が次の部屋よりも大きい「唐造り」をしています。大きくて、白い外壁と黒い瓦のコントラストが見事な天守は、小倉市民の自慢でもあります。
着見櫓(つきみやぐら)
小倉城の着見櫓はかつて、沖の船を監視していた場所。3F建の重厚な建物が目を引きます。現在は、「漬物処糠蔵ぬかぐら」として、小倉城の城主の1人、小笠原忠真(おがさわらただざね)が愛したぬか漬け(※2)を製造販売しています。
※2:ぬか漬け……米糠を発酵させた糠床(ぬかどこ)に野菜を漬けこんでつくる漬物。
小倉城への行き方
福岡の玄関口である博多駅から小倉城までのアクセスを紹介します。博多駅から小倉駅までは、新幹線「のぞみ」か「こだま」東京行か大阪行に乗り、小倉駅で下車します。所要時間は約20分、料金は2,110円です。
小倉駅から小倉城へは徒歩20分です。紫川(むらさきがわ)に沿って行けば、道中の景観も楽しめます。
東京から福岡までの行き方について詳しくは「東京から福岡までの行き方を時間や料金で徹底比較!」の記事をご覧ください。
小倉城の季節のイベント
3月〜4月:小倉城桜まつり
小倉城の天守閣前広場にて、コンサートなどが催されます。当日は小倉発祥の焼うどんなど、地元のグルメの屋台も並びます。桜まつりの期間中は、天守閣前広場が22時まで開門され、夜桜が楽しめます。
9月:小倉城薪能(たきぎのう)
薪能とは、日が暮れたあとに薪の炎を明かりにして、野外で披露する能のこと。小倉城でも毎年秋に薪能が催されています。
10月:小倉城まつり
10月半ばの土曜と日曜に、「小倉城まつり」と題して、生け花の展示や和太鼓の演奏、剣道の試合を行っています。
小倉城周辺の観光スポット
小倉城庭園
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小倉城庭園とは、小倉城の城主の1人、小笠原忠真の別邸の跡地に造られた日本庭園。回遊式庭園と呼ばれる、中心に大きな池をもち、池のなかに小島、橋を配置して、庭の中に自然の景観を作りだす手法が用いられています。
住所:福岡県北九州市小倉北区城内1-2
入場料:大人350円、中・高校生150円、小学生100円(すべて税込)
公式HP:http://www.kcjg.jp/
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※移動時間や交通費の情報は各施設の公式サイトからの情報に基づいて掲載しています。2017年4月現在の情報です。変更になる場合がありますのでご了承ください。