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オールシーズン楽しめる、京都の絶品「かき氷」
日本でひそかなブームとなっているかき氷。夏の定番ではありますが、1年を通してそのおいしさを楽しむことができます。今回は、京都にある2店舗のかき氷をご紹介します。
日本の夏の定番スイーツといえば、かき氷です。削ったり砕いた氷にシロップをかけて食べるとてもシンプルな食べ物ですが、最近、1年を通してかき氷が食べられる店舗が注目されています。日本では雑誌で特集が組まれたり、かき氷専門の案内本が出ているほど。
今回は、京都で味わえるオススメのかき氷を2店舗ご紹介します。
1.「お茶と酒 たすき」の月替わりかき氷
京阪電車の祇園四条駅から歩いて約5分。京都市内の中でも、飲食店が立ち並び、観光客が多いエリアに「お茶と酒 たすき」はあります。
白川という鴨川の支流に架かる橋を渡ると、お店に入ることができます。京都らしい街並みを残したエリアなので、外から眺めるだけでも、気分が高まります。
「お茶と酒 たすき」のかき氷の特徴は、月ごとに変わるメニューがあること。写真は2017年7月限定で提供されていた「マサラチャイ」(税込1,296円)のかき氷です。
ふわふわとした食感の氷に、濃いマサラチャイシロップがかかっています。生姜がアクセントになっていて、すっきりとした味わいです。
練乳をかけて味の変化を楽しむこともできます。
また、毎月2種類ほど限定メニューが加わるので、夏だけに限らず1年を通じてかき氷を味わえます。「抹茶みつ 練乳付」(税込1,188円)と「焙(ほう)じ茶みつ きなこ練乳付」(税込1,188円)は通年の定番メニュー。
予約はできませんが、人気店なので、入店の順番待ちをする必要がある場合もあります。直接お店に行って状況を確認してみてください。
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2.高級感を楽しむかき氷「祇園NITI」
※2018年12月より、カフェは休業中しています。
京都の繁華街・祇園の中でも、ひときわ観光客の多い花見小路通り。花見小路通りからの小道に入ったところに、「祇園NITI」はあります。
落ち着いた雰囲気の店内で、窓からは庭園も見えます。事前予約はできませんが、満席の場合、入場整理券が配られることがあります。
「祇園NITI」では、自然の寒さで凍らせた氷「天然氷」を使用。季節限定で「スイカ」味のかき氷(税込1,200円)など、その時期に合ったシロップのかき氷も販売されます。
スイカ味のかき氷は自然な甘みで、まるで本物のスイカを食べているような、ジューシーな味。
中に寒天というゼリーが入っており、コリコリとした食感も楽しめます。
通常メニューとして、抹茶シロップに大粒の小豆、抹茶ババロアが入った「抹茶宇治金時」や、練乳とコーヒーの組み合わせがおいしい「ミルク金時 珈琲添え」があります。価格はどちらも1個1,200円(税込)です。
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いかがでしたでしょうか。フォトジェニックでおいしいかき氷を求めて、京都の街を探索するのも面白いかもしれませんね。
1988年東京生まれ・在住。 慶應義塾大学文学部東洋史学科卒業後、2012年朝日新聞社に入社。 新聞記者として新潟、青森、京都を転々とし、2016年11月からフリーで活動を始める。 旅、演劇、本などが主な守備範囲のフリーライター、フリーランサー。