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京都・祇園にある「茶道体験En」で、茶道の世界にふれよう!
日本の伝統文化のひとつである茶道。抹茶をもてなす時の作法を極めた日本の芸術とも言え、その芸術を体験できる場所が京都の祇園にあります。茶道を通して、日本文化にふれてみてはいかがでしょうか。
日本の伝統文化のひとつ、茶道(さどう、ちゃどう)。お茶をもてなす儀式で、形式の美しさと、相手をもてなす心、さらに作法(さほう)という決まりごとにより行われます。作法を知らなければ実践が難しい茶道を、気軽に体験できる場所が京都にあります。
「茶道体験En」は、少し分かりにくいところにあります。日本三大祭のひとつ「祇園祭」で有名な八坂神社に向かって左へ進み、「知恩院」の大きな新門左横の、小さな路地に入ったところ。「茶道を心静かに楽しんでいただきたい」というオーナーの想いから、騒音がなるべく届かない場所を探したそうです。
「En」という言葉は漢字で書くと「縁」や「円」となり、人や場所が繋がっていく「縁」と、丸くて切れ目のない「円」という意味の漢字が、名前の由来となりました。内装や茶室は、オーナーだけでなくスタッフも加わりハンドメイドで作られています。こだわりの詰まった「茶道体験En」で、日本文化を楽しみましょう!
茶道体験の流れをみてみよう
受付は玄関を入った土間(※1)で済ませます。料金は、グループ茶道体験が1人2,500円(税込)、じっくり体験したい方には貸し切り茶道体験があり、1人4,500円(税込)です。
※1:土間(どま)……玄関を入ったところにある、床を張らない地面のままにしてあるスペース。
奈良生まれの旅好きライター。日本の魅力を世界の人々に伝えていきたいです。