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日本人も意外と知らない!お寿司の正しい食べ方とは
あなたは寿司の正しい食べ方を知っていますか? テーブルマナーやお店の種類ごとの違いなど、日本人でも意外と知らない寿司の食べ方を指南します!
お寿司の正しい食べ方
それでは、いよいよお寿司をいただきます。食事のマナーはいろいろあれど、お寿司にも決まったオリジナルの作法があるのです。
まず、お寿司と言ったら必ず出てくるのが「わさび」です。鼻に抜けるツーンという辛さが特徴のわさびは、苦手な人も多いかと思います。もしどうしても無理だという人は、板前さんに「わさび抜きでおねがいします。」と伝えればOKです。ちなみに、わさびの無いお寿司を「サビ抜き」と呼びます。
お箸で食べる場合
photo by pixta
お箸を使いこなしている方は、上下逆さにしてネタに醤油をつけるようにしましょう。
ご飯を醤油に直接つけてしまうと、お米が醤油を必要以上沢山吸収してしまい、塩っぱすぎてしまいます。ただお箸を使ってひっくり返すのはとても難しいので、お箸を使い慣れてない人は手でも大丈夫です。
手で食べる場合
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お寿司をひっくり返すようにして、ネタを下にして親指と人差し指と中指で支え、舌の上にネタが来るように口に運ぶのが正しい食べ方といわれています。この掴み方は、醤油に漬けるときシャリを崩さないので見た目も美しく食べることが出来ます。
お寿司を食べる正しい順番
「寿司を食う時は白身に始まって味の濃いネタで終わる」と言われています。味が薄いものから始めて味が濃いものへと進んでいくのです。もし逆に食べると、トロやアナゴなどの味の濃いネタを食べた後だと、白身魚など薄い味の魚を充分に味わうことが出来ないからです。
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と、一般的に正しいとされている食べ方はこのような順番ですが、白身魚や光り物が好きではない人は無理に倣う必要はありません。
お寿司は好きな順に食べたいものを食べて構わないのです。ただ、先に食べたネタの味が舌の上に残っていると、淡白な味わいがぼやけてしまうのは確かです。こうした場合、次のネタを食べる前にガリやお茶などで口の中をさっぱりとさせてから次のものを食べましょう。
世界に誇る和食「お寿司」、実は日本人にもあまり知られていない正しい食べ方があったのです。しかし、重ねてお伝えしますが型にはまりすぎる必要はありません。ぜひ日本に来たら、お店の雰囲気と一緒に、お寿司を楽しんでみてくださいね!
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慶應大学法4年生/東京生まれ中国アメリカ育ちのなんちゃって都会っ子/美味しいお米と伊勢丹が大好き/Matcha Chinaのほうもよろしくお願いします:)