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渋谷駅直結!「然花抄院」でオリジナル和スイーツを堪能しよう
渋谷の街並みを見下ろしながら絶品和スイーツを味わえる「茶庭 然花抄院」。伝統的なお菓子にオリジナルのアレンジを加えた商品が人気です。今回は、この店でしか味わえない、オススメの限定メニューをご紹介します!
オリジナル和スイーツが食べられる!「茶庭 然花抄院」
京都の室町(むろまち)にある、「然花抄院(ぜんかしょういん)」という和菓子店をご存知でしょうか?
伝統的な和菓子に一手間加え、オリジナルの斬新な和菓子が味わえる、注目のお店。
そんな然花抄院が、東京エリアで唯一出店する店舗があります。それが、渋谷駅直結の商業施設「渋谷ヒカリエ」にある「然花抄院 渋谷ヒカリエ ShinQs店」。
都会のど真ん中・渋谷で、こだわりの和菓子が味わえるとあって大人気! 今回は中でも、この店でしか食べられない限定メニューをご紹介しましょう!
渋谷限定!和のアフタヌーンティー「菓樂(からく)」
目の前に登場したのは、8種類の和菓子が乗った2段重ねのタワーと、日本茶。
こちらが茶庭 然花抄院の限定メニュー、「菓樂(からく)」です。
通年で食べることができますが、季節によって少しずつお菓子の種類が変わります。
「菓樂」で味わえるのは、すべてオリジナルのお菓子。まずは上段からいただきましょう。
右から順に、紙の器でゆっくり焼き上げた「『然』かすてら」。「然花抄院」の定番スイーツです。丹波の黒豆を食べて京都で育てられた鶏の卵を使ったカステラは、黄身味が濃厚!
真ん中にあるのは、メレンゲ菓子「芽恋華(めれんげ)」。季節によって味が変わり、今回はゆず(※1)味。食べた瞬間、口の中ですっと溶けて、ゆず味が口いっぱいに広がります。
左は、寒天菓子「虹の花菓等(にじのかけら)」。柑橘、ハッカ(※2)、ぶどうの3種類が乗っています。少し固いゼリーのような食感で、甘すぎず、さっぱりとした味が特徴。
※1:ゆず……柑橘類の一種。
※2:ハッカ……ミントの一種。
続いて、下段へ。右にあるケーキのようなお菓子は、カステラにカスタードを流し込んで焼き上げた「宝卵(ぽーらん)」。卵にこだわった、なめらかな口当たりです。
手前にあるのが、「匠珍(しょうちん)」。ハッタイ粉(※3)と粒あん、生クリームを練り上げ、ぎゅうひ(※4)で包んでいます。もちもちとした食感が特徴で、ハッタイ粉と混ぜた粒あんがやさしい甘さ。
最後に、左に添えられている、“お口直し”の2品をご紹介。「お口直し」とは、甘いもののあとに塩っぱいものを食べ、口の中をさっぱりとさせる日本の習慣です。
「菓樂」でいただけるのは、磯の香りと山椒の風味が効いた佃煮「玉しぐれ」と、こんぶの旨みたっぷりの「こんぶ茶あられ」。ほかのお菓子と一緒に食べると、それぞれの甘さが引き立ちます!
※3:ハッタイ粉……大麦などを炒って挽いた粉。
※4:ぎゅうひ……和菓子に使われる材料の一種。白玉粉やもち粉に、砂糖や水あめを加えて作られる。もちもちとした食感が特徴。
セットでついてくる! さまざまな日本茶を楽しもう
「菓樂」を注文すると、セットで日本茶がついてきます。
5種類のお茶、「煎茶」「玄米茶」「京番茶」「昆布茶」「抹茶」から選ぶことができます。
中でも特にオススメなのは、「京番茶」と「玄米茶」。岩手県の伝統工芸品である「南部鉄瓶(※5)」に入れて出されるというこだわりよう。
「京番茶」は京都の茶葉を使っており、香ばしい香りが特徴。「玄米茶」は宇治煎茶、玄米、抹茶をオリジナルにブレンドしています。
「菓樂 飲み物付き」は税込1,800円(煎茶、玄米茶、京番茶などから選択)、「菓樂 抹茶付き」は税込1,900円。
※5:南部鉄瓶(なんぶてつびん)……湯を沸かすための道具。17世紀初めから現在の岩手県を中心とした地域で作られるようになった「南部鉄器」の茶釜を、小型に改良したもの。
店内の奥には工房が見える。
香り豊かな日本茶とともに味わう、彩り鮮やかな和菓子の数々。目もお腹も大満足です。
「菓樂」に入っている看板商品の「『然』かすてら」は、その日に作られたもの。できたてを食べてもらうために、カフェの横にある工房で朝早くから準備を始めるそうです!
“都会的な和”を感じる店内
「茶庭 然花抄院」は、ヒカリエの5F、雑貨店のフロアにあります。少し奥まった場所にあるので注意して探してみてください。
人気のため、午後には並ぶことも。予約はできないので、並んでいる場合は店の前の椅子に座って待ちましょう。待たずに入るには、午前中がオススメです。
店内は、「都会的な和」がコンセプト。抹茶色の椅子、木を基調としたテーブルなど和風の内装でありながら、カウンター席では渋谷の街を眼下に一望でき、都会的な雰囲気も味わえます。
席に案内されたあとは、メニューを見て注文しましょう。スタッフは簡単な英語対応が可能で、メニューにも英語で説明が書かれているので安心です。
B2Fショップでおみやげを買おう
カフェで食べた和菓子を持ち帰ってまた食べたい、おみやげにしたい! あるいは、時間にそこまで余裕がない……。
そんなときは、「然花抄院 ShinQs店」と同じ建物「ヒカリエ」のB2Fにあるショップで、「然花抄院」のお菓子を購入することができます。
オススメの商品
一番人気は、先ほどご紹介した「菓樂」にもあった「『然』かすてら」(税込648円〜)。
大きいサイズ(税込1,620円)を持ち帰り、みんなで分けて食べるのもオススメ。ただし消費期限は2日(製造日含む)なので、注意が必要です!
ほかにも抹茶味の「『然』かすてら 碾(てん)」(税込778円)をはじめ、オリジナルのお菓子、季節限定のお菓子も多数あります。
こだわりのパッケージ
「然花抄院」の商品は、パッケージまでこだわりが詰まっています。
「然」かすてらの生地を焼き上げ、さっくりとした食感のお菓子「室町傍瑠(むろまちぼうる)」。パッケージ(写真右)は、白を基調としたシンプルなデザインが特徴です。
Picture courtesy of 然花抄院
季節のお菓子の詰め合わせ「室町菓子」は季節によって違ったパッケージに様変わり。写真は秋・冬のパッケージ。墨を使ったデザインが素敵です。
「然花抄院」でこだわりのお菓子を堪能しよう!
季節感を取り入れた、こだわりのオリジナルのお菓子が味わえる「然花抄院」。
渋谷の街並みを望みながら、最先端のお菓子を楽しんでみませんか?
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In cooperation with 然花抄院
大学3年生です。旅行している時と美味しいものを食べる時が一番幸せです。