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軽くてお手頃。おしゃれな京都みやげ4選【和小物編】
たくさんのみやげ店が並ぶ京都で「なにを買おう?」と迷ったとき、おしゃれな和小物はいかがでしょう? 京都在住のライターが、若者にも人気のおしゃれなおみやげ4種類を紹介。お手頃価格でかさばらないものをセレクトしたので、たくさん買っても大丈夫です!
京都でオススメの和小物4選
世界遺産の寺院や趣のある町並みなど、日本の古い文化が多く残る古都・京都。街中にはたくさんのみやげ店があり、どれを買おうかと迷ってしまうことも。
そこで今回は、京都で購入できるおしゃれな和の小物4種類を紹介します。見た目が可愛らしくて、友達用にも、自分用にもオススメです。
1. オリジナル柄がおしゃれ!「SOU・SOU」の手ぬぐい
「SOU・SOU(ソウソウ)」は、"新しい日本文化の創造"をコンセプトに、オリジナルテキスタイルを手がける京都のブランド。そのテキスタイルを使用した足袋(※1)や作務衣(※2)、手ぬぐいの専門店を、京都市内に9店舗も展開しています。
デザインの力で若者にも受け入れやすい現代風のビジュアルに仕上げているのが特徴です。おみやげにぴったりの商品が見つかるのは、手ぬぐいの専門店「SOU・SOU伊勢木綿」。
「ひらがな」や「カタカナ」など、日本の文字を使ってデザインされたもの、京都の夏の風物詩「五山の送り火」(※3)を可愛らしくあしらったテキスタイルなど、豊富なデザインの手ぬぐいがそろっています。
※1:足袋……着物を着るとき、足に履く衣類の一種。
※2:作務衣……僧侶が日々の雑事を行うときに着る服。
※3:五山の送り火……毎年8月16日に京都で行われる行事。大文字山など5つの山でかがり火をたく。
"ひめ丈"と呼ばれる商品は、定番の手ぬぐいを小ぶりにしたもので、ちょっとしたおみやげに最適なサイズ感。薄くてかさばらないのも嬉しいですね。
イチオシは「SO-SU-U」と名付けられた「SOU・SOU」の代表的な柄。かわいらしい数字の模様は、どんな年代の方にも喜ばれそうです。
店舗は「髙島屋京都店」のすぐそば。京都を代表する繁華街・四条河原町(しじょうかわらまち)にも近いので、街歩きの途中で立ち寄ってみてはいかがでしょう。
<紹介商品>
品名:伊勢木綿 手ぬぐい(ひめ丈)/SO-SU-U 五色(ごしき)
値段:702円(税込)
2.和紙のやさしい風合い。「SOU・SOU」のマスキングテープ
アジアの女性たちに人気の日本おみやげといえば、カラフルなマスキングテープ。
「SOU・SOU」にも、可愛らしい和のテキスタイルがあしらわれたマスキングテープがあります。カラフルな数字がポップな「SO-SU-U」、日本では馴染みの深いお花・菊をあしらった「菊づくし」、やわらかいタッチが特長的な「ほほえみ」。
おしゃれな柄だけでなく、和紙を使ったやさしい風合いも特徴です。
ノートや手紙に貼ったり、ビンやボトルにラベリングするために使ったりと、使い方はさまざま。ポップな柄が日常に彩りを与えてくれます。
このマスキングテープは、「SOU・SOU伊勢木綿」すぐそばの「SOU・SOU足袋」で購入できます。上記で紹介したもの以外にもいろんな柄があるので、ぜひ店舗に立ち寄ってみてください。
<紹介商品>
品名:マスキングテープ/SO-SU-U(2.5センチメートル幅)、菊づくし(1.5センチメートル幅)、ほほえみ(1.5センチメートル幅)
値段:2.5センチメートル幅:432円(税込)、1.5センチメートル幅:324円(税込)
3. 化粧ポーチの名脇役。「よーじや」のあぶらとり紙
「日本製のものはとくに肌触りがいい!」と欧米で高評価を得ているのが、日本のあぶらとり紙。日本旅行のおみやげとして購入する人も増えています。
日本でも有名なあぶらとり紙の店が京都にあります。創業は1904年、100年以上もの歴史をもつ老舗「よーじや」です。
「よーじや」のあぶらとり紙は1920年に発売されました。以降、化粧をおとさず余分な皮脂を吸い取ることができるとして、京都の舞妓さんや芸妓さん、舞台・映画関係者の間で愛され、やがて一般にも広がっていったのです。
使ってみると、さらりとした触感。そっと顔を抑えるだけでテカリを防ぐことができます。化粧ポーチの名脇役として活躍しそうです。
四条河原町の「よーじや」本店のほか、京都駅や祇園などの店舗で購入できます。あぶらとり紙の表紙にもある「手鏡に映し出された女性の顔の絵」が店の目印です。
<紹介商品>
品名:2冊セット
値段:788円(税込)
4.京都みやげの新定番「ROCCA & FRIENDS PAPIER KYOTO」のレターセット
スタイリッシュな紙雑貨を扱うのは、「ROCCA & FRIENDS PAPIER KYOTO(ロッカアンドフレンズ パピエ キョウト)」。
商品に描かれているイラストは、デザイナーの印象にのこった京都の風景を元にしているのだそう。心踊るようなカラーやデザインで若者からの支持を集め、京都みやげの新定番になりつつあります。
店にはご祝儀袋(※4)やポストカードなどがありますが、オススメはレターセット。
便箋6枚とトレーシングペーパー製の封筒3枚、封をする用のシール3枚の組み合わせになっています。便箋を折って半透明の封筒に入れると、かわいらしい柄が透けるのがなんとも粋です。
クリスマスや誕生日の手紙として友人や家族に送れば、「どこで買ったの?」と聞かれるにちがいありません。
店舗は、烏丸駅から徒歩7分ほど、石畳の小路に佇む京町家の2Fにあります。1Fにはフルーツサンドとスムージーが絶品のカフェもあり、休憩にもぴったりです。
※4:ご祝儀袋……お祝い事で渡すお金を入れる袋。主に結婚式で用いられる
<紹介商品>
品名:レターセット/ハナ あかいろ、ハナ あやめいろ
値段:734円(税込)
おしゃれな和小物をおみやげに
京都には、伝統を生かしながらも、手に取りやすいデザインにアレンジした和小物の店が続々と登場しています。
今回紹介したのは、どれも1,000円以下のお手頃な商品ばかり。どれも軽く、たくさん買ってもかさばらないので、おみやげで迷ったときは参考にしてみてください。
Main image by Pixta
京都在住のアラサー女子。カフェ巡りと紙モノ集めが趣味。 食べることがだいすきです。