旅の準備はじめよう
博物館・美術館・観光地で使えると便利な日本語10フレーズ!
日本の観光地・博物館・美術館で、使えると観光がスイスイ進むようになる、初心者向け日本語10フレーズを紹介する記事です。
日本語が使えると、博物館・美術館をもっと楽しめる
観光地や博物館をスムーズに楽しみたい……。そんな時は日本語で職員に質問してみましょう。便利な日本語表現を紹介します!
※このページで使われている [] の中の発音の読み方については、日本語の基本情報・日本の英語事情・日本語の発音についてをご覧ください。
あわせて読みたい:
場所を聞く
1.国立博物館は、どこですか?
[kokurits hakubuts kanwa doko deska]
場所を聞く言い方が、
○○は、どこですか?
[○○wa doko deska]
です。
○○、に行きたい場所や探しているものを入れて、使ってみて下さい。
例
・これ[kore]は、どこですか?
(地図を指さしながら)
・この絵[kono e]は、どこですか?
・浮世絵[ukiyoe]は、どこですか?
・お手洗い[ote arai]は、どこですか?
※トイレ[toire]でも通じます
チケットを買おう
2.大人2枚、お願いします
[otona nimai onegai shimas]
何かを注文するときの表現が、
○○お願いします[○○onegai shimas]
です。
チケットを頼む際は、
①年代 ②枚数、お願いします
と注文しましょう。
1.年代
大人[otona]、学生[gakse:]、子ども[kodomo]
2.枚数
1枚[ichimai] 2枚[nimai] 3枚[sammai] 4枚[yommai]
・[sammai] の mm は、長く発音して下さい。[samai] となってしまうと不自然です。
例
・大人2枚[otona nimai]、お願いします。
・大人2枚、子ども2枚[otona nimai kodomo nimai]、お願いします。
3.学生割引は、ありますか?
[gakse: waribikiwa arimaska]
学生の場合、特に国際学生証を持っている場合は聞いてみましょう。
許可を得る表現
4.写真、いいですか?
[shashin i:deska]
○○、いいですか?
[◯◯ i:deska]
許可を求める表現です。
その場所で撮影してもいいかわからない時は、カメラを見せながら「写真、いいですか?」と聞いてみましょう。
また、自分の写真を撮ってほしい時も、カメラを手渡しながら、写真、いいですか?とお願いすれば、撮ってもらえます。
他の例
フラッシュ、いいですか?
[furasshu i:deska]
カメラ撮影が許可されていても、フラッシュは禁止の施設も多いです。フラッシュを使いたいときは事前に確認しましょう。
・フラッシュ[furasshu]の[ssh]の音は、[sh]の音を長く発音して下さい。[s]と[sh]を別々に発音しないで下さい。
5.ちょっと、いいですか
[chotto i:deska]
人に注意を促したり、歩いている人に立ち止まってもらう必要がある時に使うフレーズです。質問してもいいか、うしろを通ってもいいか…様々な状況で使うことができます。
博物館・美術館の中で
6.中国語のイヤホンガイドはありますか
[chu:gokugono iyahon gaidowa arimaska]
自分の言葉の説明があると、博物館や芸術館をより楽しめますよね。大きい博物館や美術館では、音声ガイドの機械があることが多いです。
◯◯のイヤホンガイドはありますか
[◯◯no iyahon gaidowa arimaska]
◯◯を、自分の言葉に入れ替えて、使ってみましょう!
・英語 [e:go]
・韓国語 [kankokugo]
・ベトナム語 [betonamugo]
・タイ語 [taigo]
・インドネシア語 [indoneshiago]
音声ガイドが無い場合でも、多言語の解説本を売店で取り扱っている場合があります。博物館や美術館に関するグッズを扱うお店を売店 [baiten] と言います。
ミュージアムショップ [myu:jiamu shoppu] とも言うので、覚えやすい方を使いましょう。
解説本を探す時は、上記のフレーズの「イヤホン」の部分を取って、
◯◯のガイドはありますか
[◯◯ no gaidowa arimaska]
と伝えれば大丈夫です。
7.これは、何ですか?
[korewa nandeska]
不思議なオブジェ等を見た時に使ってみましょう。
人物の銅像などのモデルを知りたい時は
これは、誰ですか
[korewa daredeska]
と聞いてみましょう。
8.尾形光琳の作品は、どこですか
[ogata ko:rinno sakhinwa doko deska]
好きなアーティストがいる場合は、◯◯、に好きなアーティストの名前を入れて
◯◯の作品は、どこですか
[◯◯ no sakhinwa doko deska]
と聞いてみてください。
・[hi]は、口を「イ」[i]というときの形にして、上あごを擦るようにしながら息を吐く音です。ドイツ語を習ったことがある人なら、ドイツ語のichのchの音です
作品[sakhin] という言葉は、絵、版画、彫刻、何でも表すことが出来ます。日本人のアーティストの場合、姓→名 の順番で伝えたほうがスムーズに通じます。
時間に関する表現
9.何時まで、開いてますか?
[nanji made aite maska]
観光中に良いお店を見つけて、また後でそのお店に行きたいとき、知っておくと便利な表現です。
他の日にまた来たいときには
何時から開いてますか?
[nanji kara aite maska]
と聞いておけば安心ですね。
10.休みはいつですか
[yasmiwa itsu deska]
定休日を聞きたいときはこのフレーズです。
復習
1.国立博物館は、どこですか?
[kokurits hakubuts kanwa doko deska]
2.大人2枚、お願いします
[otona nimai onegai shimas]
3.学生割引は、ありますか?
[gakse: waribikiwa arimaska]
4.写真、いいですか?
[shashin i:deska]
5.ちょっと、いいですか
[chotto i:deska]
6.中国語のイヤホンガイドはありますか
[chu:gokugono iyahon gaidowa arimaska]
7.これは、何ですか?
[korewa nandeska]
8.尾形光琳の作品は、どこですか
[ogata ko:rinno sakhinwa dokodeska]
9.何時まで、開いてますか?
[nanji made aite maska]
10.休みはいつですか
[yasmiwa itsu deska]
いかがでしたか? たくさん質問することが、効率的に観光するコツです。10フレーズを使いこなして、旅を存分に楽しみましょう!
A Japanese teacher, calligrapher, singer in my room!