旅の準備はじめよう
四季折々の絶景を楽しめる栃木・鬼怒川温泉~日帰り入浴施設、旅館、アクセス情報など~
鬼怒川温泉とは、栃木県日光市にある温泉地。周辺には景勝地や世界遺産の日光東照宮、「日光江戸村」、「東部ワールドスクウェア」などの観光スポットがあり、温泉も観光も一度に楽しめることから、人気の温泉地となっています。鬼怒川温泉の特徴、日帰り入浴施設、旅館などの情報と、鬼怒川温泉までの行き方をご紹介します。
鬼怒川温泉とは
写真提供:日光市観光協会
鬼怒川温泉とは、栃木県日光市を流れる鬼怒川の上流にある温泉。鬼怒川の流れと渓谷の眺めの両方を楽しめる露天風呂や足湯も複数あります。春は桜、夏は深緑、秋は紅葉と、季節ごとに変わる渓谷の景色も鬼怒川温泉の見所のひとつです。
温泉の周辺には青龍峡(せいりゅうきょう)や紫龍ヶ渕(しりゅうがぶち)といった景勝地があります。また世界遺産の日光東照宮や人気観光スポットの「日光江戸村」、「東部ワールドスクウェア」にもバスで1本で行くことができるので、昼間は世界遺産を観光し、夜はゆったりと温泉に浸かるといった贅沢な楽しみ方もできますよ。
鬼怒川温泉の効能・特徴
鬼怒川温泉の泉質は、アルカリ性単純泉です。色は無色透明で、肌への刺激が少なく、子どもやお年寄りでも安心して入ることができます。
また、アルカリ性単純泉のお湯は、疲労回復やストレス解消が期待できるとされているため、日頃の疲れを癒すのにぴったりです。
鬼怒川温泉への行き方
東京方面から行く場合
東京方面からは、浅草駅で「東武鉄道スペーシア」に乗車すれば、乗り換えなしで鬼怒川温泉に行けます。「東武鉄道スペーシア」とは、東京と日光・鬼怒川方面をつなぐ特急のニックネーム。日光駅発着の「けごん」号と鬼怒川温泉発着の「きぬ」号があります。
浅草駅からは、「きぬ」号に乗車して終点の鬼怒川温泉で降りましょう。所要時間は2時間、料金は2,890円です。
上野駅から浅草駅までの行き方について詳しくは「もう迷わない! 上野駅から浅草駅までの行き方(電車・地下鉄編)」の記事をご覧ください。スペーシアと日光への行き方について詳しくは「知っておきたい! 浅草から日光への行き方」の記事をご覧ください。
日光東照宮、日光江戸村、東武ワールドスクウェアから行く場合
日光東照宮や「日光江戸村」、「東武ワールドスクウェア」を観光してから鬼怒川温泉へと向かう場合は、「日光・鬼怒川エクスプレス号」というバスを利用すれば、乗り換えなしで行くことができます。
乗車料金は大人1,000円・子ども500円で、予約制。東武日光駅または鬼怒川温泉駅のツーリストセンターにて乗車券の予約・購入ができますので、観光前にチケットを買っておくのがよいでしょう。
鬼怒川温泉の日帰り入浴スポット
以下の施設では、宿泊しなくても温泉を楽しむことができます。
鬼怒川公園岩風呂
写真提供:日光市観光協会
鬼怒川公園内にある市営の温泉。男女それぞれに露天風呂と内湯があります。泉質はアルカリ性単純温泉で、肌にやさしいのが特徴です。
入浴料:大人510円、65歳以上340円、小学生250円、幼児無料(消費税・入湯税込)
住所:栃木県日光市藤原19
公式HP:https://www.city.nikko.lg.jp/hujiharakankou/kankou/kinugawa/onsen/kinu_iwaburo.html
鬼怒子の湯
写真提供:日光市観光協会
鬼怒川のせせらぎを眺めながら浸かれる足湯が、鬼怒子の湯です。鬼怒川にかかる「くろがね橋」の右岸にあり、周辺の散策で疲れた足を癒すのにぴったりです。
入浴料:無料
住所:栃木県日光市藤原1-15
湯處すず風
鬼怒川を見下ろす、絶好のロケーションで露天風呂が楽しめるスポット。露天風呂、内湯ともに男女別なのも嬉しい。
入浴料:大人900円、小人500円(税込、入湯税込)
住所:栃木県日光市小佐越19−5
公式HP:http://www.suzukaze.jp/
鬼怒川温泉のオススメ旅館
湯けむりの里 柏屋(かしわや)
温泉好きにぴったりな旅館が「湯けむりの里 柏屋」です。お風呂の数は、男女それぞれ3湯ずつ。さらに貸切露天風呂が2湯、足湯とサウナもあり、存分に温泉が楽しめそうです。さらに、各お風呂から鬼怒川の絶景が眺められるのもポイント。露天風呂付きの客室もあります。
住所:栃木県日光市川治温泉高原62
公式HP:http://www.kashiwaya-kawaji.jp/hot_spring/index.php
きぬ川ホテル三日月
鬼怒川の岸辺に建つ大型ホテル。20を超える湯船やサウナがあるので、ホテル内で湯めぐり気分を楽しむことができます。客室はすべて、畳の部屋にベッドが置かれた和洋室です。露天風呂付きの客室もあります。
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1400
公式HP:http://www.mikazuki.co.jp/kinugawa/
あさやホテル
130年以上もの歴史を持つ老舗旅館。現在はホテルとして営業しています。全客室に温泉が引いてあり、各部屋で温泉が楽しめるという鬼怒川でも貴重なホテル。大浴場もあり、鬼怒川と大空が眺められる開放的な「空中庭園露天風呂」が人気です。
夕食は、和洋中100種の料理をビュッフェ形式でいただけます。露天風呂付きの客室もあり。
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝813
公式HP:http://www.asayahotel.com/
鬼怒川温泉では季節ごとのイベントを楽しもう
写真提供:日光市観光協会
鬼怒川温泉では、12月後半の冬至(※1)の日に、各温泉のお湯に柚子(ゆず)を浮かべたり、鬼怒川の駅前で柚子を配布する柚子湯キャンペーンを行っています。邪気を払うという伝承のある柚子湯ですが、実際には柚子に含まれるビタミンCやシトラールなどの成分によって、リラックスや風邪予防といったメリットがあるようです。
冬至に鬼怒川を訪れる人は、柚子湯を体験してみるとよいでしょう。
※1:冬至……1年のうちでもっとも日照時間が短い日のこと。日本では柚子湯に入ったりカボチャを食べたりする風習があります。
写真提供:日光市観光協会
このほか、鬼怒川温泉では節分の「鬼怒川温泉鬼まつり」、春の「鬼怒川温泉さくらまつり」、夏の「温泉夏祭り」など、さまざまなイベントを行なっています。お祭りの日に現地を訪れれば、思い出がより深まるでしょう。
温泉の入り方について詳しくは「知っておきたい、日本のお風呂・温泉・銭湯の文化とマナー」の記事をご覧ください。
また、周辺の観光スポットについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
日光東照宮:世界遺産に登録されている、日光東照宮の見どころを紹介!
日光江戸村:東京から2時間で侍&忍者に会える!栃木県「日光江戸村」
住所
栃木県日光市鬼怒川温泉大原1404−1
営業日・時間
9:00~17:00
定休日
土曜日、日曜日
WiFi環境
無
クレジットカードの有無と種類
無
言語対応レベル
日本語、英語
アクセス
東武鉄道 鬼怒川温泉駅
アクセス
鬼怒川温泉駅よりすぐ
電話番号
81-288-77-1039
Webサイト
http://www.kinugawa-onsen.com/lg_en/