【和歌山県】海と温泉のリゾート「白浜温泉」ガイド～アクセス、日帰り温泉、旅館情報など～

白浜温泉とは

白浜は、和歌山県南部にある観光地。南紀白浜(なんきしらはま)とも呼ばれ、海と温泉のリゾート地として関西地方では特に知られています。

写真提供：白浜観光協会

そんな白浜にあるのが、白浜温泉です。有馬温泉、道後温泉とともに日本三古湯に数えられるほど歴史のある温泉で、6世紀から8世紀にかけて当時の天皇が白浜温泉に通っていたという記録も残されています。外湯や足湯が充実している白浜温泉では、外湯めぐりも楽しみのひとつ。太平洋が間近に迫る露天風呂で、開放感を味わってみてください。

白浜温泉の効能

写真提供：白浜観光協会
1,300年以上も前から保ち続けた人気の秘密に、泉質のよさがあります。白浜温泉の泉質は1つだけでなく、採水地によって泉質が異なるため、旅館や温泉施設ごとに泉質や効能が違います。その中でも主な泉質は、ナトリウム塩化物泉、中世高張性高温泉、弱アルカリ性低張性高温泉の3つで、筋肉痛や関節痛、冷え性、慢性皮膚病などに効果が期待できます。

白浜温泉への行き方

白浜温泉へ行くには、まず白浜駅を目指し、そこから周遊バスに乗る必要があります。バスの乗車時間は約20分、料金はおよそ400円です。次項では、日本各地から白浜駅への行き方を紹介します。

※交通費や移動時間は、道路の状況や混雑状況、季節によって変わることがあります。

東京からの行き方

電車での行き方

東京駅からJR東海道新幹線で新大阪まで行き、そこでJR特急くろしおに乗り換えて白浜駅まで約5時間(乗り換え時間を除く)、料金は自由席で16,210円です。

飛行機での行き方

羽田空港から南紀白浜空港まで、JALが1日3便運行しています。
飛行時間は1時間15分、料金は普通運賃で35,290円です。

南紀白浜空港からは、路線バスの場合10分前後、料金は240円からとなっています。タクシーなら約5分、料金はおよそ1,500円です。

バスでの行き方

池袋駅から新宿駅経由で白浜温泉まで、深夜高速バスが運行しています。所要時間は約9時間で、料金は8,700円からです。

大阪からの行き方

電車での行き方

新大阪駅から京都発のJR特急くろしおに乗れば、白浜駅まで約2時間30分、料金は自由席で5,080円です。

バスでの行き方

大阪駅から難波駅経由で白浜温泉まで毎日10往復、高速バスが運行しています。
所要時間は約3時間40分、料金は2,980円です。

福岡からの行き方

博多駅からJR山陽新幹線で新大阪駅に出て、特急くろしおに乗り換えます。所要時間は約5時間、料金は自由席で16,850円です。

白浜温泉エリアでの交通手段

白浜温泉では広いエリアに温泉や旅館が点在していますので、移動には路線バスか、レンタサイクルをご利用ください。

白浜温泉エリアと観光スポットが乗車区間にあるフリー乗車券があり、1日フリー券が1,100円(子ども550円)、2日フリー券が1,500円(子ども750円)、3日フリー券が1,700円(子ども850円)です。フリー乗車券はバスの車内などでお買い求めいただけます。

レンタサイクルは、坂の多い白浜町に便利な電動アシスト自転車が1日(10:00～16:00)1,000円でご利用できます(保証料1,000円)。レンタサイクルを借りられる「まちかどギャラリーしらすな」の情報は以下のとおりです。

まちかどギャラリーしらすな(レンタサイクル)
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町1384-57
電話：0739-43-1618
営業時間：9:00～17:00
公式HP：http://all-shirahama.com/rentabike.html

白浜温泉の日帰り入浴スポット

写真提供：白浜観光協会

崎の湯(さきのゆ)

数ある外湯の中でも、1,300年以上前の「湯崎七湯」の中で唯一残っている湯壷で、その露天風呂は海から約10mのほどにあります。

岩に打ち寄せる波の音や、硫黄と潮の香りをお楽しみください。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1668
料金：3歳以上420円※入浴税、消費税込み
公式HP：http://www.nanki-shirahama.com/search/details.php?log=1332738546

しらすな

白良浜海水浴場の傍にある、プールのように広い混浴露天風呂で、夏は水着で入浴でき、冬は足湯として楽しむことができます。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町864
料金：3歳以上100円※入浴税、消費税込み ※足湯期間(10/1～4/30)は無料
公式HP： http://www.nanki-shirahama.com/search/details.php?log=1332744268

牟婁の湯(むろのゆ)

1,300年以上前から温泉が沸き続けている、砿湯(まぶゆ)と行幸湯(みゆきゆ)の2種類の源泉を1度に楽しむことができます。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1665
料金：大人420円(12歳以上)、中人140円(6才以上12才未満)、小人70円(6才未満)※入浴税・消費税込み ※年齢区分は目安です
公式HP：http://www.nanki-shirahama.com/search/details.php?log=1332742645

長生の湯(ちょうせいのゆ)

露天風呂、備長炭風呂、内風呂の3種類の温泉が楽しめる日帰り温泉施設です。自然に囲まれた露天風呂では、白浜の四季をお楽しみいただけます。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町古賀浦2763
料金：大人600円、小人350円(小学生以下)※入浴税、消費税込み。
公式HP：http://choseinoyu.jp/

白浜温泉のオススメ旅館

写真提供：白浜観光協会

紀州(きしゅう)・白浜温泉むさし

Picture courtesy of 紀州・白浜温泉むさし

白浜で珍しい本格和風旅館「 紀州・白浜温泉むさし」では、2つの源泉からの掛け流しを、露天風呂、大浴場、中浴場と貸切半露天風呂で楽しむことができます。

露天風呂と中浴場は24時間利用可能。いつでも温泉を堪能できる宿です。またサウナや低温風呂もあり、癒しのひとときを過ごせるでしょう。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町868　GoogleMap
公式HP：http://www.yado-musashi.co.jp/

浜千鳥の湯　海舟(はまちどりのゆ　かいしゅう)

岬にあるこのホテルは2つの源泉を持ち、目の前に海が広がる混浴露天風呂、3つの貸切露天風呂、大浴場と、内湯と露天風呂がそれぞれ2つ、またドライサウナもあります。

離れには露天風呂付客室もあり、贅沢なひとときを過ごすことができます。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
公式HP： http://www.hotespa.net/hotels/kaisyu/

温泉三昧の宿　白浜館(おんせんざんまいのやど　しらはまかん)

14タイプの露天風呂付客室と、24時間好きな時に入浴できる6種類の露天風呂と大浴場があり、心ゆくまで温泉を堪能することができます。

住所：和歌山県西牟婁郡白浜町白良浜1379
公式HP：http://shirahamakan.com/

白浜温泉を楽しむポイント

三段壁洞窟　写真提供：白浜観光協会
白浜のシンボルである円月島(えんげつとう)、岩畳を彷彿とさせる千畳敷(せんじょうじき)、三段壁(さんだんべき)の高さ50mの断崖など、白浜には自然が生み出した絶景が広がっています。

また、スキューバダイビングやゴルフといったスポーツを楽しめる施設も充実しています。

グルメでは、「幻の魚」ともいわれるクエを使った料理や紀州の梅干し、柚もなかが有名です。

白浜は温暖で過ごしやすい気候ですが、夏は暑く、冬も冷え込むことがありますので、季節相応の服装を心がけてください。

温泉の入り方は「知っておきたい、日本のお風呂・温泉・銭湯の文化とマナー」をご覧ください。

まちなか総合案内所しらすな

〒649-2211 県西牟婁郡白浜町１３８４−５７