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【岐阜県】大自然豊かな奥飛騨温泉郷で、身も心もリフレッシュ!~アクセス、日帰り温泉、旅館情報など~
源泉から温泉が滾々と湧き出ている奥飛騨温泉郷には、大自然に囲まれた露天風呂も多く、身も心も癒してくれる温泉です。今回はそんな奥飛騨温泉郷の効能や日帰り入浴スポット、オススメ旅館など、奥飛騨温泉郷を訪れるのに欠かせない情報をまとめました。
奥飛騨温泉郷とは
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会
奥飛騨温泉郷は、日本列島のほぼ中央にある、北アルプスの山々や大自然に抱かれた5つの温泉のこと。
北陸の大名が疲れを癒した平湯温泉、最も小さく秘湯の趣がある福地温泉、家庭的な民宿の多い栃尾温泉、伝説の残る新平湯温泉、湯量が最も豊富な新穂高温泉があります。
露天風呂の数が国内屈指ともいわれている奥飛騨温泉郷は、心も体も癒してくれる温泉です。
奥飛騨温泉郷の効能
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会
主に単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉があり、旅館によっては複数の源泉を所有していて、いくつかの泉質を一度に楽しめるところもあります。
単純温泉は神経痛や筋肉痛などによいといわれ、誰でも安心して入れるお湯です。塩化物泉は切り傷や火傷など傷に効果が期待でき、湯冷めしにくいのが特徴です。
炭酸水素塩泉は「美肌の湯」といわれるほど美肌に効果が期待できるほか、慢性皮膚病にも効くと言われています。硫黄泉は、慢性皮膚病や慢性婦人病といった生活習慣病の治療によいと言われています。
奥飛騨温泉郷に行く場合は、自分の利用する温泉がどのタイプなのかを、事前に確認しておくとよいでしょう。
奥飛騨温泉郷への行き方
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会
奥飛騨温泉郷へ行くためには、まず松本駅、富山駅、高山駅などの最寄り駅までアクセスし、そこから高速バスに乗って温泉郷を目指します。
松本駅からは約1時間30分で料金は2,060円、富山駅からは約3時間で料金は2,370円、高山駅からは約1時間で料金は1,570円となっています。
なお、奥飛騨温泉郷の温泉間は、路線バスかタクシーをご利用ください。
次に日本の主要駅から奥飛騨温泉郷の最寄り駅(松本駅、富山駅、高山駅)へのアクセス情報を紹介します。
※交通費や移動時間は、道路の状況や混雑状況、季節によって変わることがあります。
東京から松本駅・富山駅への行き方
【松本駅まで】
新宿駅から松本駅まで、JR中央本線の特急「スーパーあずさ」で約2時間40分、料金は自由席で6,380円です。
また、東京駅からは北陸新幹線で長野駅まで約1時間20分、そこからJR篠ノ井線で松本駅まで特急で約50分、料金は自由席で9,870円です。
【富山駅まで】
富山駅へは、東京駅からJR北陸新幹線で約2時間30分、料金は自由席で12,210円です。
新宿駅西口から平湯温泉まで、直通の高速バスも走っています。所要時間は約4時間30分で、料金は5,860円です。
大阪から富山駅・高山駅への行き方
【富山駅まで】
大阪駅から金沢駅まで、北陸本線の特急で約2時間40分、そこで北陸新幹線に乗り換えて、富山駅まで23分、料金は自由席で8,650円です。
また、富山駅まで高速バスで5時間50分、料金は5,200円です。
【高山駅まで】
新大阪駅からJR東海道新幹線をご利用の場合、名古屋でJR高山本線に乗り換えれば、高山駅までの所要時間は約3時間30分、料金は自由席で9,820円です。
難波駅や大阪梅田駅から高山駅まで高速バスも走っており、所要時間は5時間~5時間30分、料金は4,700円です。
福岡からの行き方
博多駅からは名古屋経由で高山駅もしくは松本駅に出ることができます。
JR山陽・東海道新幹線のぞみに乗り、名古屋駅で特急に乗り換えて高山駅まで約6時間、料金は自由席で19,770円です。
名古屋駅から松本駅へ向かう場合は、博多からの所要時間は5時間30分、料金は自由席で20,100円です。
奥飛騨温泉郷の日帰り入浴スポット
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会
ひらゆの森
15,000坪もの敷地内に16の露天風呂があり、お湯の濁り具合や温度がそれぞれ違うので、きっとお好みのお風呂が見つかりますよ。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
料金:大人500円、子ども400円(入浴税、消費税込み)
公式HP: http://www.hirayunomori.co.jp/
新穂高の湯(しんほだかのゆ)
新穂高温泉の日帰り入浴施設には、山の懐に抱かれた混浴露天風呂があります。蒲田川(がまたがわ)がすぐ傍を流れているので、豪快な川の水音を聞きながら入浴できます。ただし、冬季~春季は休業しているので、ご注意ください。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂
料金:300円程度(清掃協力金)
公式HP: http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=2204
荒神の湯(こうじんのゆ)
蒲田川の川原にある栃尾温泉の共同露天風呂です。雄大な山々を眺めながら、のんびりとお湯に浸かることができます。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷栃尾
料金:200円程度(寸志※1)
公式サイト:http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=2199
※1:寸志(すんし)……感謝の気持ちを表す、少しばかりのお金
奥飛騨温泉郷のオススメ旅館
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会
匠の宿 深山桜庵(たくみのやど みやまおうあん)
3種類の源泉をもつこの旅館には、自然に囲まれた露天風呂、檜の香りがする内風呂のほか、2つの貸切露天風呂、2つの貸切内風呂、そして足湯があります。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯229
公式HP:http://www.hotespa.net/hotels/miyamaouan/
槍見の湯 槍見館(やりみのゆ やりみかん)
古民家造りの古きよき時代を思わせる内装は、とても風情があります。4つの貸切露天風呂に加え、蒲田川沿いに2つの混浴露天風呂、女性専用露天風呂、足湯があるので、川のせせらぎを聞きながら温泉を楽しむことができます。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂
公式HP:http://www.yarimikan.com/
元湯 孫九郎(もとゆ まごくろう)
4つの源泉を持つ温泉宿。適度な温度にするために異なる源泉をブレンドした、緑褐色のにごり湯が特徴です。自然に囲まれ開放感溢れる露天風呂をお楽しみいただけます。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地1005
公式HP:http://magokuro.com/
奥飛騨温泉郷を楽しむポイント
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会
平湯温泉には日本の滝百選にも数えられる平湯大滝、そして冬には奥飛騨温泉郷唯一のスキー場があります。また、新穂高温泉では北アルプス大橋から絶景が見られるほか、新穂高ロープウェーに乗れば、標高2,200mまでの空中散歩をお楽しみいただけます。
福地温泉の朝市には旬の食材や地元の特産品があるので、おみやげ探しもできます。奥飛騨温泉郷に来たら、地元のおいしい飛騨牛も味わってみてくださいね。
奥飛騨温泉郷は、夏は朝晩涼しく、冬は寒さが厳しく雪も積もりますので、十分な防寒対策をしていきましょう。
温泉の入り方は、「知っておきたい、日本のお風呂・温泉・銭湯の文化とマナー」をご覧ください。
住所
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂710-9
営業日・時間
夏季(4月~10月) 10:00~17:00 / 冬季(11月~3月) 10:00~16:00
定休日
無休
WiFi環境
無
クレジットカードの有無と種類
無
言語対応レベル
日本語
他言語メニューの有無
英語、中文繁體・简体、韓国語
アクセス
松本駅、富山駅、高山駅
アクセス
松本駅、富山駅、高山駅より高速バス
電話番号
0578-89-2458
Webサイト
http://www.okuhida.or.jp/
奈良生まれの旅好きライター。日本の魅力を世界の人々に伝えていきたいです。