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【岐阜県】飛騨高山から日帰りができる下呂温泉〜日帰り温泉・旅館など〜
岐阜県下呂市にある下呂温泉は、日本三名泉のひとつとされる温泉。飛騨高山からは1時間ほどで行けます。2月の田の神祭りや8月の下呂温泉まつりなど、季節ごとのイベントもさかんです。下呂温泉へのアクセス、温泉の効能や楽しみ方とオススメの日帰り温泉と旅館などをご紹介します。
下呂温泉(げろおんせん)とは
画像提供:下呂温泉観光協会
下呂温泉(げろおんせん)は、東海地方の岐阜県下呂市にある温泉。江戸時代の儒学者(※1)林 羅山(はやし らざん)が、有馬温泉・草津温泉・下呂温泉を日本三名泉と呼んだことから、下呂温泉は今でも日本三名泉の1つとされています。
温泉街は飛騨川のほとりにあります。川沿いの旅館や温泉施設の露天風呂からは、川の流れと木々の緑を眺められる場所も。2月の田の神祭りや8月の下呂温泉まつりなど、季節ごとのイベントもさかんに行われているので、お祭りの季節に合わせて訪れてもよいでしょう。
岐阜県でもっとも有名な観光地、飛騨高山の高山駅から下呂温泉までは、電車で1時間ほどとアクセスも良好。高山観光のあとに下呂温泉で旅の疲れを癒すというプランがオススメです。
※1:儒学者……儒教を学んだ人のこと。Scholar of Confucianism
下呂温泉の効能・特徴
下呂温泉の主な泉質は、アルカリ性単純泉。無色透明で肌への刺激が少ないのが特徴です。入浴すると血行が良くなり、疲労回復や健康増進につながると言われています。また、入浴後は肌がツルツルになることから、別名「美人の湯」と呼ばれています。
※各施設の泉質によって、効能は異なります。
下呂温泉への行き方
東京や高山からの下呂温泉への行き方です。
東京からの行き方
下呂温泉に行くためには、まず東京駅から東海道・山陽新幹線「のぞみ号」か「ひかり号」に乗り、名古屋駅まで行く必要があります。名古屋駅からは、JR特急ワイドビューひだ号・高山行に乗り、下呂駅で降りましょう。所要時間は3時間40分〜50分、料金は12,890円です。
飛騨高山からの行き方
飛騨高山の最寄駅である高山駅からは、JR特急ワイドビューひだ・名古屋行に乗り、下呂駅で降ります。所要時間は45分、料金は1,620円です。
下呂温泉の日帰り入浴スポット
画像提供:下呂温泉観光協会
那須温泉が日帰りで楽しめる入浴施設を紹介します。たくさんの温泉をまわりたい人は、1枚で3カ所の提携温泉に入れる「湯めぐり手形」 1枚 1,300円(税込)の利用がオススメです。
噴泉池(ふんせんち)
画像提供:下呂温泉観光協会
飛騨川の川岸に設置された無料の温泉。屋根や壁はなく、大空の下で湯に浸かれる開放感抜群の場所です。噴泉池は混浴で、利用には男女ともに水着の着用が義務付けられています。
入浴料:無料
住所:岐阜県下呂市幸田
白鷺の湯(しらさぎのゆ)
1926年創業の老舗。 洋風の白い建物の中には、飛騨川と山々が望める内湯が。露天風呂はありませんが、開放感抜群のロケーションです。
入浴料:大人360円、子ども(小学生)140円、幼児70円 ※税込、入湯税込み
住所:岐阜県下呂市湯之島856-1
公式HP:http://www.gero.jp/museum/sirasagi.html
幸乃湯(さちのゆ)
露天風呂や打たせ湯、サウナなど7種類のお風呂が楽しめる施設。家族やカップルで入れる家族風呂もあります。
入浴料:大人350円、子ども(小学生)150円、幼児70円 ※税込、入湯税込み
住所:岐阜県下呂市幸田1144
公式HP:http://yu-meguri.jp/sachinoyu/
下呂温泉のオススメ旅館
懐石宿 水鳳園(かいせきやど すいほうえん)
季節の食材を使った懐石料理で有名な旅館。露天風呂からは、温泉街の街並みを見下ろすことができます。45分間2,000円で利用できる貸切露天風呂もあり。部屋は和室のみで、露天風呂つきの贅沢な部屋もあります。
住所:岐阜県下呂市森2519-1
公式HP:http://www.e-onsen.co.jp/reservation2.html
紗々羅(ささら)
大正時代を彷彿とさせるアンティーク調の内装が際立つホテル。入浴施設には、内湯と檜の露天風呂のほかに、樹齢700年の木の根っこを刳り貫いて作った露天風呂「貸切露天ねっこ風呂」も。ヒーリングサロンや岩盤浴もあり、「思いっきりリフレッシュできる」と女性に人気の宿です。
住所: 岐阜県下呂市森1412-1
公式HP:http://www.sasara.co.jp/en/index.html
離れの宿 月のあかり
どの部屋も離れ(コテージタイプ)で、全室に露天風呂がついた贅沢な宿。旅館に併設の料亭では、地元の名産、飛騨牛や旬の魚介を取り入れた懐石料理をいただけます。ゆっくりと家族や自分の時間を過ごしたいときにぴったりの旅館です。
住所:岐阜県下呂市湯之島758-15
公式HP:http://www.gero-spa.co.jp/t/
下呂温泉を楽しむポイント(祭りに行ってみよう)
画像提供:下呂温泉観光協会
下呂温泉では、1年を通してさまざまなイベントが行われています。例年1月初旬〜3月末の毎週土曜日には、冬の下呂温泉「花火物語」を開催。夜の温泉街を花火が彩ります。
例年2月7日〜14日に行われるのは「田の神祭り」。稲の豊作を前もって祝った遊びが始まりで、踊り子が色鮮やかな花笠をかぶって踊ります。
画像提供:下呂温泉観光協会
例年8月1日、2日、3日、4日は、「下呂温泉まつり」。下呂おどりや民謡、龍神の舞などが披露される賑やかなおまつりです。
下呂温泉では、お祭りやイベントも楽しみたいもの。事前に下呂温泉観光協会の英語のサイトなどでイベント情報をチェックするとよいでしょう。
温泉の入り方について詳しくは「知っておきたい、日本のお風呂・温泉・銭湯の文化とマナー」の記事をご覧ください。
※移動時間や交通費、入浴料等の情報は公式サイトからの情報に基づいて掲載しています。2017年3月現在の情報です。変更になる場合がありますのでご了承ください。