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【兵庫県】浴衣で歩く風情たっぷりの城崎温泉〜日帰り温泉・旅館など〜
城崎温泉(きのさきおんせん)は、兵庫県豊岡市城崎町にある1300年の歴史をもつ温泉。温泉街は浴衣姿で歩く人もおり、風情たっぷりです。城崎温泉へのアクセス、温泉の効能や楽しみ方とオススメの日帰り温泉と旅館などをまとめました。
城崎温泉(きのさきおんせん)とは
城崎温泉(きのさきおんせん)は、関西地方の兵庫県豊岡市城崎町にある1300年の歴史をもつと言われる温泉です。町を流れる大谿川(おおたにがわ)沿いにある温泉街には、古い木造の建物が並びます。
城崎温泉では「浴衣に下駄」で過ごすことを推奨しており、町では浴衣を着た観光客をよく見かけます。クラシカルな温泉街を浴衣姿で人々が歩くようすは風情たっぷり。温泉街では、ぜひ浴衣を着て町を歩いてみましょう。
気になる方は「1300年の歴史を持つ兵庫「城崎温泉」で、外湯めぐりを初体験!」の記事もあわせてご覧ください。
城崎温泉の効能・特徴
城崎温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉。神経痛や筋肉痛、うちみ、消化器病などへの効果が期待できるといいます。
※各施設の泉質によって、効能は異なります。
東京・大阪から城崎温泉への行き方
東京から城崎温泉に行くためには、まず、新幹線で新大阪駅まで行きます。所要時間は2時間30分、料金は13,620円です。
東京から大阪までの行き方について詳しくは「東京から大阪までの行き方を時間や料金で徹底比較!」の記事をご覧ください。
新大阪からはJR特急「こうのとり号」・城崎温泉行に乗り、終点の城崎温泉駅で降ります。新大阪からの所要時間はおよそ3時間、料金は5,080円です。温泉街は、駅から歩いて10分ほどの場所にあります。
城崎温泉の日帰り入浴スポット
城崎温泉が日帰りで楽しめる入浴施設を紹介します。
城崎温泉では、町内に7つある温泉をまわる「七つの外湯めぐり」をするのがオススメです。温泉が1日入り放題になるチケット「ゆめぱ」(大人1,200円、小人600円)は、各温泉の窓口で販売されています。「七つの外湯めぐり」について詳しくは、きのさき温泉観光協会のサイトを確認してください。
さとの湯
城崎温泉駅のすぐ隣にある温泉。屋上の露天風呂をはじめ、イスラム風の大浴場、和風の岩風呂、ハマームサウナなどバラエティに富んだ風呂が楽しめます。
入浴料:大人800円、子ども(3歳から小学生)400円 ※税込、入湯税込み
住所:兵庫県豊岡市城崎町今津290-36
一の湯(いちのゆ)
江戸時代の漢方医、香川 修徳(かがわ しゅうとく)が天下一と称したことから「一の湯」と名付けられた温泉です。歌舞伎座のような建物が目を引きます。岩に囲まれた洞窟風呂で有名。露天風呂はありません。
入浴料:大人600円、子ども(3歳から小学生)300円 ※税込、入湯税込み
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島415-1
鴻の湯(こうのゆ)
その昔、コウノトリが足の傷を癒していたことから発見されたと言われる温泉です。入り口のコウノトリの置物が目印。露天風呂もあります。
入浴料:大人600円、子ども(3歳から小学生)300円 ※税込、入湯税込み
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島610
城崎温泉のオススメ旅館
那須地方でオススメの温泉旅館を紹介します。
但馬屋(たじまや)
モダンな和風の客室と丁寧な接客で、女性やカップルに人気の旅館。宿泊すれば無料で浴衣を借りられます。ひとりで着られない人のために、着付けを手伝ってくれるサービスも。
3つある貸切風呂は無料で利用できます。大浴場はありませんので、大きな風呂に入りたいという人は町にある7つの外湯を利用しましょう。
住所:兵庫県城崎温泉湯島453
公式HP:http://www.kinosaki-tajimaya.co.jp/en/
城崎観光ホテル東山荘(ひがしやまそう)
大浴場や貸切の露天風呂のあるホテル。女性限定で浴衣のレンタルができます。浴衣のレンタルは、予約特典付きのプラン限定ですので、事前にホテルの英語の予約サイトを確認しましょう。部屋は、和室か畳の部屋にベッドのある和洋室から選べます。
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島835
公式HP:http://www.kinosaki-higashiyamasou.co.jp/index.html
西村屋ホテル招月庭(しょうげつてい)
150年の歴史をもつ老舗旅館。露天風呂のほかにジャグジーバスやミストサウナ、貸切風呂があります。名物の松葉ガニや但馬牛を使った料理が人気の宿です。
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島1016−2
公式HP:http://www.nishimuraya.ne.jp/shogetsu/english/
城崎温泉を楽しむポイント(イベントに参加しよう)
城崎温泉では、1年を通してイベントやお祭りが開催されます。
4月の温泉まつりでは、1000年以上前の古代の衣装に身を包んだ人々が町を練り歩きます。8月のふるさとまつりでは、温泉街にたくさんの露店が並びます。花火も上がりますよ。10月は秋祭り。だんじりと呼ばれる山車(だし)を男性達が引き回す活気溢れるお祭りです。
城崎温泉では、イベントの時期に訪れるとより旅行が楽しくなりそうです。
このほか、現地では名物の但馬牛(たじまぎゅう)や松葉ガニを食べるのもよいでしょう。カニは11月から3月の寒い時期が旬です。
温泉に祭にグルメにと、思い出たっぷりの旅になりそうな城崎温泉。関西を訪れたら、立ち寄ってみたいスポットです。
温泉の入り方について詳しくは「知っておきたい、日本のお風呂・温泉・銭湯の文化とマナー」の記事をご覧ください。
※移動時間や交通費、入浴料等の情報は公式サイトからの情報に基づいて掲載しています。2017年3月現在の情報です。変更になる場合がありますのでご了承ください。