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中禅寺湖や華厳の滝など、有名スポットと一緒に眺める日光・秋の紅葉巡り1日プラン
毎年10月から11月頃に、日光では紅葉の見頃を迎えます。今回は、紅葉スポットを巡る秋の1日コースをご紹介します。日光東照宮や中禅寺湖、竜頭の滝に華厳の滝など、日光の名勝を電車とバスで見て回るオススメのコースです。
人気の観光地、日光へ紅葉狩りに出かけよう
日本の秋といえば、紅葉。秋になると各地で紅葉狩りを楽しむ観光客で賑わいます。
今回は東京から2時間程度で行ける「日光」の紅葉スポットを、1日で巡るプランにして紹介します。日光は場所によって紅葉の見頃が異なり、10月上旬から11月下旬にかけてそれぞれ見頃を迎えます。
ぜひ訪れて、日光の秋を堪能してみてはいかがでしょうか。
8:00 浅草から日光へ出発
「自分がいるのはどの浅草駅? 4つの浅草駅を徹底比較!」より。
東京から日光へは、浅草駅から東武日光線の特急スペーシアが最速の交通手段です。東京都内から様々な行き方があるので、詳しくは「バスと電車どっちが安い?東京から日光への行き方」をご覧ください。
10:30 日光東照宮とその周辺を散策
写真提供:日光市観光協会
日本の人気観光スポットのひとつ、「日光東照宮」。華やかな建物と一緒に見る紅葉の景色は日本ならではです。特に日光二荒山神社の神橋(しんきょう)付近は息をのむほどの絶景。
2017年は11月3日~5日で夜間にライトアップが行われる予定なので、1日観光した帰りに再度立ち寄ってみてもよいかもしれませんね。
日光東照宮についての詳細は「世界遺産に登録されている、日光東照宮の見どころを紹介!」をご覧ください。
日光東照宮の周辺には食事スポットもあります。次の目的地まで移動時間が長いので、こちらでランチを食べておくとよいですよ。
13:30 竜頭(りゅうず)の滝で、紅葉に囲まれた滝を鑑賞
写真提供:日光市観光協会
竜頭の滝は滝つぼ付近が大きな岩で分離され、水が二股になって流れています。210mにわたって流れ落ちる滝の周辺を色鮮やかな紅葉が取り囲む様子はとてもフォトジェニックですよ。
日光東照宮から竜頭の滝へは、バスを使用します。運賃は1,300円。「神橋」バス停から湯元温泉行に乗車、約1時間で「竜頭の滝」停留所に到着です。
14:30 中禅寺湖クルーズで、湖から紅葉を堪能
写真提供:日光市観光協会
中禅寺湖では、湖を1週できるクルージングが楽しめます。
名所を巡るDコースは55分で税込1,250円、運行は1時間間隔で行われています(最終便は15:30)。不定期で「もみじ廻り」コース(税込1,500円/60分)も出ますので、気になる方は直接確認してみてください。湖から山々の紅葉を鑑賞する機会は、めったに無いかもしれませんね。
竜頭の滝から中禅寺湖までは日光行きバスに乗ります。「船の駅中禅寺」まで約10分。運賃は420円です。
16:30 華厳の滝と紅葉の圧巻コラボレーション
写真提供:日光市観光協会
クルーズを楽しんだ後は再び日光駅方面のバスに乗り約10分、「華厳の滝入口」に到着します。運賃は150円。日本三大瀑布のひとつ、「華厳の滝」へはこちらからエレベーターを使って近くまで行くことができます。
高さ97mから水が一気に落ちる様子は圧巻。両端を彩る紅葉とのコントラストも見逃せません。
華厳の滝について詳細は「日本三大名瀑の1つ「華厳ノ滝」の迫力を感じよう!」をご覧ください。
18:00 東武日光駅に到着
「知っておきたい! 浅草から日光への行き方」より。
再び日光行きバスに乗車し、約40分で東武日光駅に到着です。運賃は1,150円。
今回の所要時間は一般的なものですが、紅葉シーズンは観光客も多く、渋滞が予想されます。帰りが心配な方はプランの1時間早めで行動してもよいかもしれませんね。また、バスは1時間に2本程度。逃すと予定に大きなずれが生じるので気をつけてください。
色とりどりの紅葉を眺め、日光の秋を楽しんでください。
※本記事は、2017年9月時点の情報をもとに作成しています。
MATCHA編集者兼フリーライター。東京生まれ東京育ち東京在住。これまで渡航した国は30か国以上、住んだ県は4県。日本旅行はもうすぐ全都道府県を制覇!「読んだからこそわかるその土地の魅力」が伝えられることを目指して記事を作っています。森とお寺とラクダが好きです。