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雪景色の中で5,000羽の白鳥に会える!?新潟県「瓢湖」と歴史スポット「水原代官所」
新潟県阿賀野市には、11月になると毎年約5,000羽の白鳥が訪れる「瓢湖」という湖があります。冬には一面雪景色の中、白鳥を観察することができます。また瓢湖から徒歩10分の場所には江戸時代に年貢などを徴収した水原代官所もあります。
秋風が吹き始め、葉が色づき始める頃、遠くロシアのシベリアから、新潟県阿賀野市に白鳥がやって来ます。
東京から新幹線や在来線を乗り継いで約3時間の場所にある「瓢湖(ひょうこ)」は、11月になると毎年約5,000羽の白鳥が訪れるスポット。冬には雪景色の中、白鳥が飛び立つ瞬間を見ることもでき、幻想的な世界が広がる場所です。
また瓢湖から徒歩10分の場所には、江戸時代に年貢(※1)の徴収などを行った「水原代官所(すいばらだいかんじょ)」があります。
今回は、日本の自然と歴史を見られるオススメスポット「瓢湖」と「水原代官所」の見どころを紹介していきます。
※1:年貢(ねんぐ)……11世紀頃から18世紀頃まで民衆が納めていた、日本史における税の一種。
冬景色と白鳥のコラボレーションが楽しめる「瓢湖」
画像提供:阿賀野市公園管理事務所
新潟県阿賀野市にあり、白鳥が飛来する湖としても知られている「瓢湖」。2008年には湿地の保護と利用管理を目的としたラムサール条約にも登録されました。
毎年10月上旬に少しずつ飛来し、11月下旬にピークを迎えます。越冬のために遠くシベリアや南樺太から約5,000羽の白鳥が訪れます。
今回は、瓢湖で白鳥を観察するオススメの方法を4つ紹介していきます。
新潟生まれ。日本文化と古い建物が好きな社会人。日本を、地方を好きになってもらえるような記事を綴っていきたいです。