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イルミネーションにスケート。日本のクリスマスの過ごし方3選【2023-24年版】
日本でのクリスマスは、恋人と過ごすロマンチックな日です。この時期には各地で、イルミネーションやスケートリンクなど、訪日観光客の方にもオススメのイベントが催されています。クリスマスの時期に日本を訪れた際の、楽しみ方をご紹介します。
日本人はクリスマスをどのように過ごすの?
欧米では、クリスマスといえば神聖な1日であり、家族や親戚と過ごす日ですが、日本では恋人と過ごすロマンチックな日というイメージがあります。
クリスマスにはいつもより少し高級なレストランで食事をし、少し高価なプレゼントを交換するというのが定番のデート。
友人を招いてクリスマスパーティを開くこともあります。フライドチキンやデコレーションケーキを用意し、お酒を飲んだりプレゼントを交換して、陽気に過ごします。
今回は、訪日観光客にオススメの過ごし方を紹介します。
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1.イルミネーションを見にいこう
日本では冬になると各所でイルミネーションが輝きます。色とりどりにきらめく、幻想的な風景が人気のスポットをいくつかご紹介します。
東京ドイツ村(千葉県)
ドイツの文化や街並み、本格的なドイツ料理が日本国内で楽しめる「東京ドイツ村」は、通年観光客で賑わう千葉県の人気の観光スポットです。
ドイツの風景や雰囲気を忠実に再現した施設内では、年間を通してさまざまなイベントが開催され、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメントが充実しています。
そんな「東京ドイツ村」のイルミネーションは、関東三大イルミネーションのひとつ。関東地方最大規模としても知られ、冬の期間は1日に約2万人を超える来場者数を誇ります。
また、毎年テーマが変わるのが特徴で、今年で18年目をむかえる2023年は「ガリヴァー旅光記」をコンセプトに、冒険ファンタジーなイルミネーションが東京ドーム約1個の敷地を彩ります。
広大なイルミネーションエリアに、約300万球のLEDが施された大迫力で鮮やかな演出は、デートはもちろん、友人や家族とも楽しめるオススメのスポットです。
ぜひ、日本で本場のクリスマスの雰囲気や文化を体験してみてはいかがでしょうか。
【ウィンターイルミネーション 2023-2024】
2023年10月27日(金)~2024年4月7日(日)
9:30~20:00(最終入園19:30)
千葉県袖ケ浦市永吉419
JR内房線「袖ヶ浦駅」からバスで約35分
大人800円/4歳以上
https://t-doitsumura.co.jp/
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丸の内(東京都千代田区)
今年で22年目をむかえる「丸の内イルミネーション」。「丸の内仲通り」をメインに約1.2キロメートル、丸の内エリアが約120万球のLEDでシャンパンゴールド色の光に包まれます。
さらに、12月25日までの期間限定で、皇居外苑と東京駅を結ぶ「行幸通り」の一部にもイルミネーションの装飾を拡大し、より一層東京の冬が幻想的な街に。
2023年4月にリニューアルした新丸ビル7F「丸の内ハウス」テラスの一部はヒーターの完備され、期間中は冬季限定のあたたかいメニューも楽しめます。
また、2023年は、創立100周年をむかえたディズニーとのコラボレーションとし、Marunouchi Bright Christmas 2023「Disney DREAMS&WISHES」が開催中です。樹木に施されたイルミネーションの中には、ミッキーシェイプの電球が……? こちらのクリスマスイベントは、12月25日まです。
なお、期間中「丸の内仲通り」で使用するすべてのエネルギーは、環境に配慮した自然エネルギー発電のグリーン電力を使用しています。夢と願いに包まれた
上質な東京・丸の内を、ぜひ大切な人と訪れてみてください。
【丸の内イルミネーション 2023】
開催期間:2023年11月16日(木)~2024年2月18日(日)
点灯時間:16:00~23:00 ※12月1日(金)~31日(日)は16:00~24:00(予定)
https://marunouchi-streetpark.com/
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神戸ルミナリエ(兵庫県)
神戸の希望を象徴するイベントとして始まった「神戸ルミナリエ」が、ついに4年ぶりの開催が決定! 例年の会場に加え、「メリケンパーク」会場にも「光の回廊(ガレリア)」が設置されます。
また、メリケンパーク会場には有料エリアが設けられ、ゆったりと作品鑑賞を楽しむことができるほか、有料特典として体験型の新しい鑑賞コンテンツがあるのもポイントです。
なお、例年12月に開催されてきた「神戸ルミナリエ」ですが、この度は2024年1月に変更となります。夢と希望、たくさんの想いがつまった新年にふさわしい美しいイルミネーションとなるでしょう。
【神戸ルミナリエ】
開催期間:2024年1月19日(金)~2024年1月28日(日)
点灯時間:薄暮〜21:30
東遊園地、旧外国人居留地、メリケンパーク
https://www.feel-kobe.jp/kobe_luminarie/
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2.クリスマスショッピングに行こう
この時期、百貨店やファッションビルではクリスマス限定商品の販売や年末バーゲンが開催されています。
限定品をゲットしよう
毎年さまざまなブランドから発売されるクリスマス限定コスメ(ホリデーコスメ、クリスマスコフレ)は、特別なデザインや限定のポーチなどとの組み合わせが楽しく、百貨店などで購入できます。
人気の品から売り切れるため、気になっているものや目当ての商品は事前にチェックを。またスイーツの店ではクリスマス限定のチョコレートや伝統菓子、特別な詰め合わせなどを用意していることが多いです。普段と違う雰囲気のショッピングを楽しんでみてください。
バーゲンでお買い得を見つけよう
この時期には年末バーゲンも魅力です。今年のうちに売ってしまおうという「売り尽くし」セールが百貨店からアウトレットショップまでさまざまな店舗で行われます。
ファッションアイテムだけでなく、家電製品やインテリア用品なども安くなります。クリスマス前からセールが始まっていることもありますので、チェックして出かけましょう。
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3.スケートを楽しもう
都内やその周辺だけでも、クリスマス限定、冬季限定で開催される特設スケートリンクがいくつもあります。
イルミネーションなどで演出された幻想的な雰囲気の中でのスケートは、この時期ならではの楽しみ方です。
期間限定のスケートリンクをいくつかご紹介します。
東京ミッドタウン(東京都港区)
都内の屋外アイススケートリンクで最大級規模を誇る「MIDTOWN ICE RINK」は、東京ミッドタウンの冬の風物詩です。
2023年は、グローバルファッションブランドCOACHとのコラボレーションによる特別仕様となっており、都会の真ん中がひときわ心踊る空間に。広く開放的な空間で、本物の氷の上でスケートができるので毎年大人気です。
また、東京ミッドタウンでは「MIDTOWN CHRISTMAS 2023」が開催中です。
【MIDTOWN ICE RINK】
2023年11月16日(木)~2024年2月25日(日)
11:00〜21:00(20:00最終入場)
滑走料:平日 大人1,800円 / 小人1,100円 土日祝日 大人2,200円 / 小人1,500円
貸靴料:500円(一人)
※2024年1月1日(月・祝)は休館日のためクローズ
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/6734/
二子玉川ライズ(東京都世田谷区)
渋谷から約10分とアクセス抜群の二子玉川。
二子玉川にあるショッピングスポット「二子玉川ライズ」の期間限定屋外スケートリンクは、390平方メートルの本格的な氷のリンクで年齢を問わず楽しめる、デートスポットとしても人気です。
【二子玉川ライズ スケートガーデン】
2023年12月2日(土)~2024年3月3日(日)
平日13:00~19:00 / 土日祝11:00~19:00※18:0受付終了
滑走料:2,200円 / 学生(中・高・大)2,000円 / 小人1,700円 ※貸靴代込
https://www.rise.sc/eventnews/detail/?cd=000753
横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)
横浜の人気観光地「赤レンガ倉庫」にもスケートリンクが登場します。
アートとアイススケートのコラボレーションをテーマに、毎年多彩なアーティストと協力しています。
【アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫】
2023年12月2日(土)〜2024年2月18日(日)
12月:平日13:00~21:00 / 土日祝11:00~21:00
1月・2月:平日13:00~20:00 / 土日祝11:00~20:00
滑走料:大人1,200円 / 3歳~高校生1,000円※貸靴代込
付添観覧料:200円
https://akarenga-artrink.yafjp.org/
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おわりに
クリスマスは、この時期に日本を訪れた人だけが楽しめる限定のイベントがいっぱい。そのほかの国で過ごすのとはまた違う、日本ならではの雰囲気や過ごし方を満喫してみるのはいかがですか?
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なお、JR以外の交通機関や一部の列車でも利用可能ですが、指定席や一部の区間などで利用条件に制限があります。詳しくは、公式HP(英語)をご確認ください。
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※本記事は2016年8月に公開した情報を加筆修正したものです。
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