山形県「蔵王温泉」で幻想的な樹氷と絶景温泉を楽しもう
天然の奇景「樹氷」で有名な山形県蔵王は、大自然の美しさのほか、温泉やグルメなどの観光資源も豊富です。乗り降り放題の「JR EAST PASS(東北エリア)」を利用して、樹氷観賞や温泉を楽しみましょう!
大自然と温泉が堪能できる蔵王
山形県蔵王温泉一帯は、大自然にある観光資源が豊富な地域。蔵王ロープウェイに乗って樹氷鑑賞をしたり、お得なチケットで温泉施設を回ったりすれば、たくさんの思い出ができるでしょう。
今回は、山形駅からバスに乗車し蔵王へ向かいます。蔵王へ行くにはバスがもっともオススメ。東京から山形駅までは、新幹線で行きましょう。約2時間半から3時間で到着します。
その際、「JR EAST PASS(東北エリア)」を利用するととても便利です! このパスを使った旅行を計画している人は、蔵王の美しい景色や温泉、グルメをここでチェックしましょう!
9:15~山形駅出発
山形駅から蔵王方面へ行くには、山交バスを利用します(時刻表)。大きな荷物を持っている人は、まず山形駅内のロッカーに預けましょう。
蔵王温泉へ向かう途中、おみやげ屋に寄り道してみてはいかがでしょうか。茶蔵(さくら)山形店では、お茶を使ったお菓子やおみやげが購入できます。
10:00~抹茶好きなら必ず訪れたい人気茶屋
ーー茶蔵山形店
・山形駅前(1番停留所)→山形温泉口、バスで約14分。下車後徒歩約12分。
茶蔵山形店では日本各地のお茶を販売しており、玄米茶やほうじ茶、抹茶、麦茶、煎茶などのティーパックや茶器を購入できます。
濃さを選べる抹茶ジェラートは必ず食べたい一品。抹茶の含有量によって1〜6の濃さを選べます。オススメはもっとも濃い6! お茶の香りがやみつきになるでしょう。
スイーツはシェフの手作り。一番人気はマスカルポーネチーズ(※1)と北川半兵衛商店(※2)の抹茶を使用した「抹茶ティラミス」(ドリンク付き、税込1,058円)です。
抹茶スイーツを堪能したら、蔵王温泉行きのバスに再び乗車しましょう!
※1:マスカルポーネチーズ……イタリア原産のクリーム・チーズ。
※2:北川半兵衛商店(きたがわはんべえしょうてん)……1861年創業、京都宇治の老舗茶問屋。
12:00~まずは「湯めぐりこけし」を買おう!
ーー蔵王温泉
・山形温泉口→蔵王温泉バスターミナル、バスで約23分。
蔵王温泉バスターミナルに着いたら、ターミナル内の蔵王温泉観光案内所で売っている「湯めぐりこけし」(※3)の購入がオススメです(1,300円)。チケットにはシールが3枚と、何も描かれていないこけし(※4)がセット。
このチケットで3か所の温泉施設利用とこけし色付け体験が可能です。
※3:湯めぐりこけし……蔵王にある27カ所の温泉施設が共同で出している、お得な入浴チケット。シール1枚で施設1か所が巡れる(蔵王国際ホテルと蔵王四季のホテルはシール2枚)。こけしの色付け体験は「田中こけし店」において240円で絵入れ可能。
※4:こけし……日本に古くからある木製の人形。東北地方の温泉街でよく見られるおみやげ品。
12:15~山形県の美酒を体験
ーー山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ
・蔵王温泉バスターミナル→山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ、徒歩約5分。
この施設では県内53カ所の酒蔵が作る日本酒や、お酒に合う山形料理を提供しています。お酒が好きな人は、3種の日本酒を楽しめる利き酒コース(税込800円〜)がオススメ。
Picture courtesy of 山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ
人気料理は2つ。柔らかい牛肉とサトイモが入った「芋煮」(※5)(税込600円)と、サクサクで肉汁が多い「鶏の山賊揚げ」(税込1,500円)です。
※5:芋煮……醤油、日本酒、砂糖で、サトイモやネギ、コンニャク、牛肉を煮込んだ山形県の伝統料理。
蔵王温泉内にある宿泊施設やバスターミナルなどでは、無料の日本酒試飲券を配っています。こちらを持っていけば無料で日本酒を1杯試飲できますよ。
日本酒と料理でお腹が満たされたら、こけしの絵入れをしにいきましょう!
13:15~世界にひとつのこけしを作ろうーー田中こけし屋
・山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ→田中こけし屋、徒歩約5分。
創業50年以上の歴史をもつ田中こけし屋では、さまざまな種類のこけしを販売、またこけしの絵入れ体験を行っています。体験を希望する場合は、事前に予約をしておきましょう。
こけし絵入れ体験は約1時間。絵を入れる前に、爪楊枝(つまようじ)でこけしの各部位を下書きします(眉毛→目→鼻→口→髪の毛→体の順番)。そのあとに筆で色をつけていきます。
説明は日本語のみですが、手順を真似すれば絵入れはできます。言語面での心配は不要です!
14:30~樹氷を観賞ーー蔵王ロープウェイ
・田中こけし屋→蔵王ロープウェイ、徒歩約12分
Picture courtesy of 山形県
蔵王一番の魅力は毎年12月末~3月上旬にだけ見られる樹氷です。大自然の奇景を見るなら、蔵王ロープウェイへの乗車がオススメ。
Picture courtesy of 山形県
日中には怪獣のように雄大な姿を見せる樹氷は、夜にライトアップされると、昼間とは違う幻想的な様子を見せます。今年度のライトアップ期間は、蔵王ロープウェイ公式HPを参考にしてください。
日中の樹氷を堪能したら、温泉で体の疲れを癒しましょう!
16:00~開放感抜群の露天風呂ーー蔵王温泉
・蔵王ロープウェイ→各温泉設施、徒歩約5~15分。
蔵王温泉は強酸性硫黄泉で、慢性皮膚病や婦人病に効果があると言われています。以下オススメの温泉を3つ、紹介します!
1.蔵王のOnsenハウスZAOセンタープラザ
左上、左下、右上:Picture courtesy of 蔵王のOnsenハウス ZAOセンタープラザ
蔵王のOnsenハウスZAOセンタープラザの露天風呂では、6~7月の期間にアジサイ、10~11月には紅葉、12~3月には雪を見ながらお風呂を楽しむことができます。施設内のショップでは山形特産のおみやげや登山用品の販売を行っています。
2.源七露天の湯
源七露天の湯の最大の特徴は、豊富な湯量。源泉かけ流しのお湯が贅沢に使われています。木製の室内風呂と大自然の中の露天風呂は広々としていて、特に登山客が疲れを癒しに訪れます 。
3.蔵王温泉大露天風呂
日本特産種のシナノキに囲まれた蔵王温泉大露天風呂は、開放感を求める人に一番オススメ! 蔵王でもっとも自然豊かな露天風呂と言える場所です。
17:30~幻想的な夜間の蔵王も外せない!
蔵王の昼間の景色を楽しんだけれど、まだ遊び足りない! という場合は、夜の樹氷を楽しめる新型の雪車「ナイトクルーザー号」に乗ってみてはいかがでしょうか。
詳細は【ナイトクルーザー号で行く 樹氷幻想回廊ツアー】を参考にしてみてください。
蔵王温泉に行くために必要なお得チケット
「JR EAST PASS」
Picture courtesy of JR東日本
山形駅や蔵王温泉を楽しみたい人には、指定エリア内の新幹線や特快列車、快速列車、普通列車、JRバスなどの交通機関を無制限に利用できるJR EAST PASS(東北エリア)がオススメ。購入方法や使用上の注意事項に関しては、以下のリンクを参考にしてください。
■JR EAST PASS(東北エリア)
※JR EAST PASSは訪日観光客を対象に販売されています。日本人及び観光ビザを持たない日本在住の外国人は使用できないのでご注意ください。
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JR EAST PASSを利用して【山形・新潟】の旅へ出かけよう!
https://matcha-jp.com/jp/yamagataniigata
最も魅力的な東北の旅は以下のサイトから出会えますよ!
TOHOKU BUFFET: https://www.tohoku-buffet.com/sg/global/
Written by Chen
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