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山形・新潟の日本海沿岸1泊2日小旅行。温泉、海鮮グルメ、神社の紅葉をまるごと満喫!
山形県の庄内地域や新潟県の日本海沿岸地域で遊ぶなら、交通費を節約できる「JR PASS(長野、新潟エリア)」がオススメです。このパスを使い、海の見える観光列車や舞娘演舞、海鮮グルメ、温泉、紅葉の絶景を楽しむ1泊2日の旅行に出かけましょう!
お得な「JR PASS(長野、新潟エリア)」で
山形、新潟の日本海沿岸エリアを訪れよう
山形県の庄内地域と新潟県の日本海沿岸エリアでは、新鮮な海鮮料理、海の景色が楽しめる列車、夕日鑑賞ができる温泉、約2400年もの歴史をもつ彌彦神社(やひこじんじゃ)、紅葉の絶景などが楽しめます。
東京駅からこれらのエリアを訪れる人にオススメしたいのが、「JR PASS(長野、新潟エリア)」です。指定エリア内の新幹線や特急・快速・普通列車、JRバスなどの交通機関を何度も利用できます。
パスは日本国内外で購入可能。購入方法や使用上の注意事項に関しては、以下のリンクを参照ください。
■JR EAST PASS(長野、新潟エリア)
※JR EAST PASSは訪日観光客を対象に販売されています。日本人および観光ビザを持たない日本在住の外国人は使用できないのでご注意ください。
1日目。7:48東京駅出発
1泊2日の山形、新潟旅は、東京駅から上越新幹線のMAXとき(7:48発)に乗車し、新潟駅に向かいます。所要時間は2時間8分(9:56着)。
10:11〜 「きらきらうえつ号」に乗車
「きらきらうえつ号」は新潟駅と山形県の酒田駅間を運行する電車です。「JR PASS(長野、新潟エリア)」なら、追加料金無しで乗車が可能。日本海を眺めながら移動できます。ただし乗車時は事前予約が必要。予約詳細は公式HPをご覧ください。
列車内には売店もあり、地元食材を用いた「きらきら弁当」(税込1,080円)や地酒も販売しています。
13:00〜 レトロな港町を散策——酒田
北前船(※1)貿易で繁栄した酒田市は、歴史的な建造物が多く残る場所。いたる所からレトロな雰囲気を感じとることができます。人気観光スポットを目指し、酒田市から隣の鶴岡市まで観光タクシーで巡りましょう!
※1:北前船……江戸時代(1603年~1868年)から明治時代(1868年~1912年)に活躍した貿易商船。
・酒田駅→相馬樓(そうまろう)、タクシーで約5分。
相馬樓は江戸時代から酒田を代表する料亭だった「相馬屋」を改装した建物で1996年に国の登録文化財建造物に指定されました。館内には日本庭園、美術館、おみやげショップなどの施設が集まっています。
1日1回行われる、酒田舞娘(さかたまいこ)の演舞は、必ず見ておきたいもの。伴奏とともに変化する姿は美しく、よい思い出となるでしょう。演舞を見終わったら舞娘さんと写真を撮ることも可能です。
14:30〜 世界一の水族館を観賞
相馬樓の次は、鶴岡市立加茂水族館へ向かいましょう。
・相馬樓→加茂水族館、タクシーで約30分。
加茂水族館はクラゲの飼育で有名で、館内では56種ものクラゲを鑑賞できます。クラゲの展示種類数は世界で1番多く、ギネス世界記録にも認定された水族館です。
クラゲソフトクリーム(税込350円)はここのオススメの一品。歯ごたえのあるクラゲが濃厚なソフトクリームと一緒になり、新しい食感が楽しめます。
17:00〜 綺麗な夕日が眺められる温泉ホテルにチェックイン
クラゲに癒された後は、再び観光タクシーに乗り湯野浜(ゆのはま)温泉の満光園(まんこうえん)へ。おいしい海鮮と温泉で1日を締めくくりましょう!
・加茂水族館→満光園、タクシーで約15分。
左上:Picture courtesy of 満光園
創業50年以上の満光園は露天風呂のほか、夕食では旬の地元食材を用いた、炭火焼きの囲炉裏(いろり)料理がポイント。また朝食はつきたてのお餅や定食がいただけます。お餅は14種類。満腹になるまで食べられます!
これまで紹介した観光スポットは、ツアー参加がオススメです。興味のある方は、【北前船で栄えた庄内・舞妓演舞鑑賞とクラゲ水族館+タクシー&湯野浜温泉宿泊プラン】をご覧ください。
2日目。8:30〜 湯野浜温泉出発!
豪華な朝食を食べたらタクシーに乗り鶴岡駅まで向かいます。特急列車いなほ号に乗り換え、2日目の目的地、新潟へ行きましょう。
11:09〜 旅の出発地新潟駅に到着
新潟は日本で有名な米どころ。ブランド米コシヒカリや日本酒などは新潟で見逃せないもののひとつです。2日目は観光バスに乗り人気スポットを巡ります。
12:10〜 長い歴史をもつ神社で、紅葉を観賞しようーー彌彦神社、弥彦公園
・新潟駅→彌彦神社、観光バスで約60分。
約2400年の歴史をもつ彌彦神社(やひこじんじゃ)は、仕事運向上のご利益で有名な神社。毎年140万人が参拝に訪れます。
境内にある玉の橋は、神様だけが渡れる橋です。観光客は渡ることができませんが、近くで見ると神秘的な空気を感じられます。
・彌彦神社→弥彦公園、徒歩約15分。
弥彦公園は新潟屈指の紅葉狩りスポットです。毎年10月下旬から11月中旬にかけて、園内のもみじ谷は赤や黄色に変化し、写真映えすること間違いなしです。
13:30〜 最高においしい海鮮料理ーー寺泊魚の市場通り
・弥彦公園→寺泊(てらどまり)魚の市場通り、観光バスで約40分。
「魚のアメ横」とも呼ばれる寺泊魚の市場通りは、その日に獲れた新鮮な魚を販売するだけではなく、刺身定食や海鮮串焼き、おでんなどの料理も安く提供しています。
ほか、魚の缶詰や乾物などの加工食品も人気があり、ここに来たら必ず手に入れたいおみやげです。
15:00〜 地元のワインをいただくーーカーブドッチワイナリー
・寺泊魚の市場通り→カーブドッチワイナリー、観光バスで約30分。
7ヘクタールの広さをもつワイン園カーブドッチワイナリーは、自家製ワインの販売のほか、新潟のブランド豚越後もち豚のハムやソーセージも提供しています。
16:30〜 日本酒の製造工程を観察ーー今代司酒造
・カーブドッチワイナリー→今代司酒造(いまよつかさしゅぞう)、観光バスで約40分。
1767年創業の今代司酒造は新潟駅からもっとも近い酒造。新潟産のお米を用いた日本酒の購入や試飲が楽しめるほか、酒造りの過程を観察することもできます。
17:30〜 新潟の夜景撮影の聖地——Befcoばかうけ展望室
・今代司酒造→Befcoばかうけ展望室、観光バスで約10分。
高さ125メートルのBefcoばかうけ展望室は、日本海沿岸を眺める最高のビュー施設。新潟で人気の夜景撮影&デートスポットでもあります。
360度を見渡すと、新潟市から佐渡島、五頭連峰までの美しい景色が眺められます。ロマンチックな夜景を観賞し、1泊2日の旅を終わりとしましょう。
新潟駅から出発した1日観光もオススメです。興味のある方は【うまさぎっしり新潟 「食・酒・匠」】をご覧ください。
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東北の旅は以下のサイトをチェック!
TOHOKU BUFFET:https://www.tohoku-buffet.com/sg/global/
Written by Chen
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東京に出てきて11年目です。