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見たら旅に行きたくなる?「オススメのインスタ映え絶景」当選写真を発表!
2020年4~5月に実施した写真コンテスト「オススメのインスタ映え絶景」で応募いただいた写真のうち、当選した6作品を紹介します。茶畑の中に立つ富士山、夕焼けに染まる葉山の海など、「旅ってやっぱりいいなあ」と感じられる素敵な写真がそろいました。
日本インスタ映え6景
さわやかな風を全身で感じる喜び。恋人や家族と過ごす親密な時間。よい写真は、そんな旅の魅力を思い出させてくれます。
MATCHAでは2020年4~5月にかけ、「Ready For Japan」の一環で「オススメのインスタ映え絶景」を募集しました。200件を超える応募作品のうち、「自分も行ってみたい」という気分に誘ってくれたり、素敵なエピソードが添えられていたりした写真を6点、選出させて頂きました。
1.【京都府・由良川橋梁】letterfromgon
最初に紹介するのは、letterfromgonさんの作品。海をわたるさわやかな風や、膨らむ旅への期待が伝わってくるような1枚です。
由良川橋梁は、城崎温泉で知られる兵庫県豊岡市や天橋立といった人気スポットをつなぐ京都丹後鉄道の路線上にあります。京都丹後鉄道では、海の絶景や、グルメ付きの観光列車などが楽しめます。
letterfromgonさんがここを訪れたのは、2019年の秋。人気の紅葉スポット、但馬安国寺へ行くついでに「これまで乗ったことのないローカル線に乗りたかった」とのことです。
letterfromgonさんは、和歌山・鹿児島を除く日本の全ての都道府県を訪れたという旅好きの写真家。2019年はボリビアやスペイン、モロッコ、ベルギーも旅しています。現在は、公共交通機関で行ける閑静なスポットの紹介に力を入れているとのことです。
2.【神奈川県・葉山公園】the_canvas_hayama_park
鎌倉や逗子の近くにある葉山町は、人気のリゾート地。上皇(退位後の天皇)ご夫妻の静養の場である御用邸もあります。
葉山公園は、富士山や江ノ島が見える絶景スポット・大浜海岸に隣接しています。この公園からの美しい夕焼けは、地元の人から観光客まで多くの人に愛されています。「ほのかなピンク色や、命を燃やしているような濃いだいだい色。そんな夕焼けを見ると、いい一日だったなあと思います」(the_canvas_hayama_park)。
the_canvas_hayama_parkは、葉山公園のすぐ近くにある「The Canvas Hayama Park」の公式アカウントです。
「The Canvas Hayama Park」は、1日3組限定の1棟貸しヴィラ。「暮らすように滞在する」をコンセプトに、葉山のゆったりした時間の流れや、景色の移り変わりを味わってほしいという思いから、2016年にオープンしました。コメントから、スタッフの方々の葉山への深い愛情が伝わってきますね。
葉山には、地元の人が通うリーズナブルな食堂から、ミシュラン星付の高級レストランもあります。長期滞在しながら、バカンスを楽しんだり、集中して仕事したりするにはもってこいの場所でしょう。
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3.【長野県・安曇野】asamatamanoyu
美しい田園風景の中に、18館もの美術館・博物館が立ち並ぶ「安曇野アートライン」で知られる安曇野。長野県観光のハブとして人気の松本市からも近い距離にあります。
険しい山々に囲まれ、冬は厳しい寒さとなる安曇野。主な農作業は、雪解けが進む春になってから始まります。2020年5月に撮影されたこの写真からは、水面に映る雪山の美しさとともに、春の訪れを喜ぶ生命の息吹が伝わってきそうですね。
asamatamanoyuは「松本浅間温泉ホテル玉之湯」の公式アカウント。同ホテルは、客も一緒になって歌える生演奏会「車坐コンサート」などを開催してきたユニークな宿泊施設です。
「松本浅間温泉ホテル玉之湯」の根底にあるのは、みんなが笑顔になる「人に優しい宿」をつくりたいという思い。そのため、バリアフリー貸切風呂を設けたり、館内も車椅子で移動できるようにするといった配慮をしています。「優しい気持ちに包まれたい」と思ったら、ぜひ泊まりに行ってみてはいかがでしょうか。
4.【埼玉県・新河岸川】lykishkeane
江戸時代の雰囲気を残す歴史的町並みから「小江戸」と呼ばれる埼玉県の川越。グルメの食べ歩きも楽しめるこの人気観光地から、東京に向かって流れているのが、新河岸川(しんがしがわ)です。
ここの桜の美しさを映したのはlykishkeaneさん。水面と地上の桜が合わさり、艶やかなピンクの世界を生み出しています。
lykishkeaneさんは、ポテトと絶景をこよなく愛するフィリピンのトラベルライター。新河岸川は、夫と初めて花見をした思い出の場所で、最近は毎年通っているということです。
この写真を撮った時は、他の観光客が帰り始める17:00過ぎまで待っていたとか。「自然光が弱く、よい写真が撮れるか不安でした。でも、結果的にとてもいい形で1日を終えることができました」(lykishkeaneさん) 。
新河岸川は、恋愛のパワースポットとして有名な氷川神社の近くを流れています。恋人と一緒にデートに来てもよさそうですね。
5.【静岡県・大淵笹場】kam_kam_2020
日本でもっとも人気の観光地の1つ、富士山。この富士山のある静岡県が、日本一のお茶の生産地だということを知っていましたか?
大淵笹場(おおぶちささば)は、茶畑越しに富士山が撮れる絶好の撮影スポットとして、多くの写真家が訪れます。kam_kam_2020さんの写真は、特に茶畑の緑が鮮やかな5月に出かけて撮ったもの。
茶畑の上に広がる濃い緑の森、青く透き通った富士山、富士山の頂きの白い雪が、美しい色のハーモニーを奏でるようです。
kam_kam_2020さんは動物・風景写真を主に撮影する写真家。動物を追いかけて、海外はケニアやタンザニア、アラスカまで行くとか。日本国内では、愛犬を車に乗せて北海道や東北、富士山周辺に赴き、撮影しているとのことです。
なお、大淵笹場の景観は、地元の有志の方々の努力によって守られてきたものです。行く際は、無断で茶畑の中に入ったり、周辺の方の迷惑になったりしないよう注意しつつ、撮影を楽しんでくださいね。
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6.【京都府・天橋立】pb_.jpg
最後に紹介するのは、「日本三景」の1つとして知られる京都府の天橋立。全長約3.6kmの細長い砂浜には約5000本の松が茂り、逆さに見ると、天に架かった橋のように見えます。
鮮やかなピンクの花と、その向こうにかすむ天橋立を映したpb_.jpgさんの作品は、遠近法をうまく使っており、どこか葛飾北斎の浮世絵を思わせます。
写真は、pb_.jpgさんが初めて天橋立を訪れた2018年夏に撮影したとのこと。撮影の傍ら、ボーイフレンドと浜辺でのんびりしたり、リフト・モノレールに乗って「天橋立ビューランド」からの景観を楽しんだり、海鮮料理を楽しんだりと、大いに満喫したそうです。
米国インディアナ州出身のpb_.jpgさんは、現在、英語教師として京都府の福知山市に住んでいます。この時以来、天橋立は日本で一番好きな場所になり、それから何度も訪れているとか。
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次の旅へ期待を膨らませて
新型コロナウイルスにより、海外旅行に行きづらい状況はしばらく続きそうです。
でも、ぜひ今回紹介した写真を見ながら、その向こうから伝わってくる風や音を想像してみてください。これまでの旅の思い出で心が温かくなると同時に、次の旅への期待が膨らむでしょう。
企業のIR/CSR分野のPR、国際協力分野の情報誌編集を経て、2017年10月にMATCHAに参加しました。2019年4月から香川県三豊市に移住。訪日観光客向けの記事を書くほか、地域おこしにも携わっています。
インターネットサービスやレンタカー、ホテルなどのほか、また西日本の観光スポットの記事を主に担当しています。