鎌倉の花見スポット10選(高徳院、長谷寺、鶴岡八幡宮、建長寺ほか)

鎌倉の花見スポット10選(高徳院、長谷寺、鶴岡八幡宮、建長寺ほか)

鎌倉は、日本の伝統を感じる建造物・遺跡と、四季折々で移り変わる自然の姿が魅力的な観光地。東京から1時間ほどとアクセスも便利で、年間を通して国内外から多くの観光客が訪れます。今回は、鎌倉のオススメ花見スポットと、花見をする際の基本情報について紹介します。

鎌倉の花見シーズン

神奈川県の南部に位置する鎌倉は、日本の伝統を感じられる建造物・遺跡と、四季折々で移り変わる自然の姿が魅力的な観光地。東京から1時間ほどとアクセスも便利で、年間を通して国内外から多くの観光客が訪れます。

そんな鎌倉の春の醍醐味と言えば、花見。鎌倉の桜の見頃シーズンは3月下旬〜4月上旬の期間で、ソメイヨシノを中心とした桜が咲きます。また河津桜など開花が早い品種もありますので、2月頃から4月までと、鎌倉では長い期間に渡って桜が見られます。

オススメの花見スポット10選

鎌倉の桜は、寺社仏閣や伝統的な街並みを背景に花見を楽しむことができるのが魅力。ここでは、鎌倉のオススメ花見スポットを10ヵ所紹介します。

1.鶴岡八幡宮

鎌倉・桜の花見

鶴岡八幡宮」は、JR鎌倉駅から徒歩10分ほどのところに位置する神社。かつて鎌倉に幕府が置かれていた12〜13世紀頃は、日本の政治の中心地として栄えました。詳しくは「鳩との意外な関係がおもしろい?鎌倉幕府として日本の中心地だった鎌倉「鶴岡八幡宮」」の記事をご覧ください。

鶴岡八幡宮には一般的なソメイヨシノに加え、開花が2月と少し早い河津桜や彼岸桜などが植えられているため、長い期間に渡って桜を鑑賞することができます。また赤いバラ色の寒桜や、白色が特徴の大島桜など、桜の色のバリエーションも豊富なので、それぞれの桜の違いを探してみるのも楽しみ方の1つと言えるでしょう。

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩15分

2.源氏山公園

鎌倉・桜の花見

源氏山公園」は、かつて鎌倉を中心に栄えた源氏ゆかりの山の周辺に整備された公園です。かつて標高93mの山頂で源氏が敵の追討前に旗を掲げたことから、”旗立山”の愛称で親しまれています。

源氏山公園は豊かな自然に囲まれたエリアで、春の桜や秋の紅葉をはじめとした四季折々の自然の姿が魅力。また公園からは北鎌倉や高徳院(鎌倉大仏)へのハイキングコースも展開しているので、季節の景観を眺めながら散策してみるのも良いですね。

桜だけでなく紅葉の名所としても知られています。

詳しくは「紅葉を楽しむならここ!鎌倉の紅葉スポット(鶴岡八幡宮、源氏山公園、明月院、長谷寺)」の記事もご覧ください。

住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷1
アクセス:鎌倉駅西口から徒歩20分

3.円覚寺

鎌倉・桜の花見

円覚寺」は、JR北鎌倉駅からすぐの場所に位置するお寺。1282年に時の権力者・北条時宗によって建立された臨済宗(仏教の宗派のひとつ)のお寺で、落ち着いた雰囲気の境内では坐禅体験などのアクティビティも展開されています。

円覚寺について詳しくは「KAMAKURA】垣間見えた「禅」の世界。円覚寺にて、仏教の世界に触れる」の記事もご覧ください。

©Yasufumi Nishi/© JNTO

春になると広大な境内のいたるところに桜が開花し、特に見どころの山門をバックに見る桜は圧巻の一言。桜の種類はソメイヨシノのほかに、花弁が八重になる牡丹桜などもあるので、こちらも要チェックです。

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
アクセス:「北鎌倉駅」より下車、踏切を渡らずに直進徒歩1分
営業時間:3月〜11月午前8:00〜午後4:30、12月〜2月午前8:00〜午後4:00
定休日:無休
拝観料:大人300円、小人100円

4.本覚寺

鎌倉・桜の花見

本覚寺」は、1436年に建立された、日蓮宗(仏教の宗派のひとつ)のお寺。境内には、開祖の日蓮聖人の遺骨が収められた日蓮聖人分骨堂や、鎌倉の名刀工であった正宗の墓などの見どころがあります。

本覚寺の桜と言えば、日蓮聖人分骨堂の横にある、長い枝がしだれた様子が特徴の枝垂れ桜。開花時期はソメイヨシノと同時期なので、桜シーズンに鎌倉を訪れる方は、ぜひ本覚寺にも足を運んでみましょう。

住所:神奈川県鎌倉市小町1-12-12
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩3分

5.光明寺

光明寺」は、1243年に創建された浄土宗(仏教の宗派のひとつ)のお寺。創建当時から江戸時代に至るまで、徳川家康をはじめとする時の権力者に保護されてきた寺院です。

3月下旬の花見の時期には”観桜会(かんおうかい)”が開かれ、境内の各場所で咲き誇る桜をひと目見ようと多くの人が訪れます。また大きな山門の上階部分が開放されているので、ここに登って桜を上から眺めるのも選択肢の1つです。

住所:神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
アクセス:鎌倉駅よりバスで10分

6.高徳院

鎌倉・桜の花見

高徳院」は、江ノ島電鉄の長谷駅から徒歩で約10分のところにある寺院です。境内には”鎌倉大仏”が設置されており、鎌倉観光の名物として多くの観光客が訪れます。詳しくは「【KAMAKURA】たった20円で大仏の中を探検!猫背な「鎌倉大仏」とは?」の記事をご覧ください。

桜の見どころは、大きな大仏と桜のコントラストを観賞できるところ。大仏の前だけではなく、背後にも桜が植えられているので、ぜひ境内の各地を散策してみてください。

住所:神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
アクセス:江ノ島電鉄線「長谷駅」より徒歩約7分/
定休日:無し
拝観時間:4〜9月 8:00〜17:30、10〜3月 8:00〜17:00
胎内拝観時間:8:00〜16:00
拝観料:大人200円 子供100円
胎内拝観料:20円

7.鎌倉山

鎌倉山」は、鎌倉市西部に位置する標高100mの丘陵地帯のこと。JR鎌倉駅からバスで13分ほどのバス停「常盤口」からは、鎌倉山までの約3kmに渡っておよそ200本の桜並木を楽しむことができます。

昭和時代に別荘地として整備された鎌倉山では、静寂の中でゆったりと観賞できる桜が魅力。”かながわ花の名所100選”にも選ばれた美しい桜の景色を、ぜひ実際に足を運び、自分の目で確かめてみてください。

住所:神奈川県鎌倉市鎌倉山

8.建長寺

鎌倉・桜の花見

建長寺」は、JR北鎌倉駅と鎌倉駅の中間に位置する、臨済宗のお寺。日本初の禅宗のお寺として有名で、大きな山門や日本庭園などが並ぶ境内では、多くの僧が坐禅などの修行に励んでいます。

建長寺では春になると、山門や本堂前などで桜並木を見ることができます。また奥にある245段の階段の先には半僧坊と呼ばれるお堂があり、こちらの参道沿いにある桜も見所ですよ。

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
拝観時間:8:30~16:30
拝観料:大人300円、子供100円

9.長谷寺

鎌倉・桜の花見

江ノ電の長谷駅から徒歩5分の場所にある「長谷寺」は、浄土宗のお寺です。通称”花の寺”と呼ばれており、春は桜、梅雨の時期のアジサイ、秋は紅葉など、季節ごとにさまざまな自然の景観が楽しめるのが魅力です。

鎌倉・桜の花見

長谷寺の桜は、本堂前の石畳に咲くソメイヨシノや、阿弥陀堂前にあるピンク色の寒緋桜(かんひざくら)などの種類があります。長谷寺は大仏殿のある高徳院からも徒歩圏内なので、こちらの桜も合わせて訪れてみるのが良いでしょう。

住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
アクセス:江ノ電「長谷駅」より徒歩5分
拝観時間:3〜9月 8:00〜17:00(閉山17:30)、10〜2月8:00〜16:30(閉山17:00)
拝観料:大人300円、小学生100円
長谷寺については「東京近郊で楽しめる、梅雨の花"アジサイ"の名所5選」や「紅葉を楽しむならここ!鎌倉の紅葉スポット(鶴岡八幡宮、源氏山公園、明月院、長谷寺)」の記事をご覧ください。

10.段葛(だんかずら)

【基礎記事】鎌倉・桜の花見

段葛」は、JR鎌倉駅から鶴岡八幡宮までを結ぶ参道のこと。車道の中心の1段高いところに遊歩道が整備されており、道の両脇には桜の木々がずらりと並んでいます。

桜の見頃シーズンになると段葛は多くの桜によって彩られ、その姿はまるで桜のトンネルのよう! 鎌倉駅から鶴岡八幡宮に向かう際は、ぜひこちらの段葛の桜景色を眺めながら向かうのがオススメですよ。

外で花見をするときの服装、花見の時期の鎌倉の気温

鎌倉は北側を山に、南側を海に囲まれている地域。山が北風を遮断してくれるため、鎌倉の花見シーズンは最高気温が20℃近くまで上がるなど、同じ時期の東京と比較して気温が高めと言えるでしょう。花見の際の服装は、長袖シャツに薄めのジャケットを羽織るなど、夜と昼で温度調節しやすい服装がオススメです。

ただし鎌倉の海岸沿いは海風が激しく、防寒着が必要になります。また鎌倉は駅から花見スポットまで歩くことも多いので、靴はおしゃれよりも歩きやすさを重視したスニーカーを選ぶようにしましょう。

花見のマナー

【基礎記事】鎌倉・桜の花見

花見の場所取りは、花見当日の朝か前日の夜に行います。ブルーシートなどで花見の場所を確保しますが、この際に必要以上に広いスペースをとらないように注意しましょう。またシートに誰もいないと撤去されてしまう恐れもあるので、少なくとも1人は必ず常駐しておくとより安心ですね。

【基礎記事】鎌倉・桜の花見

花見の際に持ち込んだ食べ物や飲み物のゴミは、花見スポットに設置されているゴミ箱へ捨てるようにしましょう。また開催場所ごとにゴミの分別ルールが決まっているので、指定されているゴミ箱に分別して捨てます。

もし花見スポットにゴミ箱が設置されていない場合は、自分でゴミを持ち帰る必要があります。事前に花見スポットのゴミ箱の有無を確認して、もし無い場合は大きめのゴミ袋を持参することを心がけたいですね。

鎌倉・桜の花見

桜の花見の際は、その美しさを写真に収めたいという観光客も多くいらっしゃるかと思います。しかしどんなに桜が綺麗であるとはいえ、桜の幹や枝に触れることはマナー違反です。

桜の木は繊細な生き物なので、枝を折ってしまうと木が枯れたり、傷ついたりする危険があります。花見をする際は桜を観賞することのみにとどめ、また場所取りの際も桜から一定距離離れたところにシートを設置するようにしましょう。

その他「【SAKURA】お花見で最も大事!「場所取り」のやり方&マナー」、「【SAKURA】捨てる前に確認しよう。お花見でのゴミの出し方」、「【SAKURA】お花見を満喫するために、知っておきたい4つのマナー」などの記事を見て、鎌倉で日本の花見を満喫してください。

執筆者&翻訳者

横浜に育ち、古都鎌倉の高校に通い、大学は超都会の渋谷、イギリスのロンドン留学時はなぜか日本食のイベントを立ち上げて料理人、現在はライターをしている未熟者です。 ブログ:一期一会
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