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サイクリングで伝統工芸を楽しもう!兵庫県篠山で800年の歴史を誇る丹波焼にふれる旅
兵庫県の中東部にある丹波篠山。黒く輝く丹波黒豆と牡丹の花のように真っ赤な猪肉などの特産物がありますが、このほかにも800年以上の歴史をもつ「丹波焼」が有名です。丹波焼を巡るサイクリング旅を紹介!
丹波焼について
丹波焼とは、篠山市周辺の旧称「丹波」で作られた焼き物で、日本の伝統工芸品のひとつです。起源は日本の平安時代のこと。現在から800年以上も前に遡るそうです。
丹波焼は、古来から現在まで生産が続く6つの由緒ある焼物、いわゆる「日本六大古窯(にほんろっこよう)」のひとつ。日本の製陶文化を代表するものであり、篠山市の自慢の特産物でもあります。
丹波焼の故郷を訪ね、窯元路地を歩く
篠山の南西部に位置する今田(こんだ)町の「立杭(たちくい)地区」は、丹波焼の故郷。40軒以上もの窯元があり、山の麓に軒を連ねています。「窯元」は陶磁器の焼きを行う場所のことです。
各窯元ごとに特徴があるので、お気に入りの丹波焼を見つけに行ってみましょう!
丹波伝統工芸公園 「立杭 陶の郷(すえのさと)」
丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷」は、いたるところに陶器で作られた装飾あるユニークな公園。また不定期ではありますが、丹波焼の展覧会も開催されています。
写真提供:篠山市
52軒の窯元が集結した「窯元横丁」では、多くの作品が販売されており、ここで興味を持った窯元を覚え、実際に現場へ足を運ぶことができます。
窯元横丁には置いていない陶器にも出会えますよ!
こちらでは「レンタサイクル」があります。立杭渓谷の約4キロの範囲を、自転車に乗って巡ることができますよ。レンタル料は1日税込500円、保証金は1台税込1,000円です。保証金は自転車返却時に返金されます。