旅の準備はじめよう

飛騨地方の真ん中に位置し、城下町の中心、商人町として発展してきた「飛騨高山」のオススメスポットは、「古い町並」と呼ばれる飛騨地方の食べ物やおみやげが並ぶエリア。今回は、「古い町並」で楽しめる食べ歩きメニューとおみやげを紹介します!
お寿司の具に飛騨牛を使った「飛騨牛にぎり寿司」もオススメ。「飛騨 こって牛(日本語・繁体字)」では、高級ランクの飛騨牛を扱っているのはもちろん、お米も飛騨産なのがポイントです。
メニューは日本語の他に、英語、中国語で表記されています。また、それぞれメニューの上に「A,B,C,X」とアルファベットが表記されているため、注文時は頼みたいお寿司の上に書いてあるアルファベットと、数量を伝えれば注文できます。
売り切れや待ち時間が発生することが多いので、時間に余裕をもって向かうとよいかもしれません。
わさび醤油に白髪ねぎがアクセントの飛騨牛トロさしにぎり (税込900円/2貫)。お店のオススメ商品です。高級霜降り部分を使用しており、口の中で飛騨牛がとろけるよう。
こちらはスタンダードな飛騨牛にぎり寿し(税込600円/2貫)。塩味と生姜醤油味の2種類が楽しめます。
また、お寿司はおせんべいのうえに乗せてあるので、ゴミが出る心配もありません。お寿司の味を消さないよう、おせんべいは薄味で、えびとあおさ(※1)がほんのり香ります。
※1:あおさ……海藻の一種。その香り高さから、料理の風味付けなどに用いられる。
通常は醤油、砂糖、片栗粉で甘辛いタレをつけたものが「みたらし団子」と言われていますが、飛騨高山ではシンプルな醤油味が「みたらし団子」と呼ばれています。
出店の前で焼いていることが多いので、お団子を見つけたら立ち寄ってみましょう。お店に近づくと、香ばしい醤油の香りに包まれます。料金は1本税込70円。何本かまとめて買ってもすぐに食べ終わってしまうほど、飽きのこない味がやみつきになります。
飛騨高山は木版画でも有名な土地。冬の時期は雪が多く、外になかなか出られないという気候から、版画を行う人が多かったとのこと。木を削った木版画はその都度色をつけていくため、ひとつとして同じものはないそうです。
古い町並みにお店を構える「真工芸(日本語サイト)」では、木版画で作られたぬいぐるみや絵ハガキ、コースターなど、おみやげに可愛い小物が販売されています。
雰囲気のある町並みを歩きながら、"飛騨ならでは"を堪能する。そんな贅沢なひと時を体験してみてはいかがでしょうか。
飛騨高山の基本情報やアクセス方法については、「
『飛騨高山』徹底ガイド。白川郷や温泉などの観光スポットから気候や移動手段まで」をご覧ください。
MATCHA編集者兼フリーライター。東京生まれ東京育ち東京在住。これまで渡航した国は30か国以上、住んだ県は4県。日本旅行はもうすぐ全都道府県を制覇!「読んだからこそわかるその土地の魅力」が伝えられることを目指して記事を作っています。森とお寺とラクダが好きです。