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定番や穴場、SNS映えも!岐阜県で行きたい厳選12スポット
世界遺産の白川郷(しらかわごう)や飛騨高山(ひだたかやま)が有名な岐阜県ですが、美しい景色もユニークな観光スポットも、まだまだたくさんあるんです! 歴史あるお祭りや、おいしい地元グルメの情報も交えて、岐阜県の魅力をたっぷりご紹介します。
岐阜県ってどんなところ?
日本列島のほぼ中央、名古屋のすぐ北にあるのが岐阜県です。山々に囲まれ豊かな自然景観が味わえることや、歴史ある街や集落がいくつも残っていることなど、魅力的な要素が多いエリア。
南北で気候や風習が異なるのも岐阜県の特徴で、北部を「飛騨(ひだ)地方」、南部を「美濃(みの)地方」と呼びます。それぞれの地方に有名な観光スポットがあり、飛騨地方へ行くならJR高山駅、美濃地方へ行くならJR岐阜駅を拠点とするのが便利です。
名古屋からは電車で簡単に岐阜県内に入れますが、東京からは直通列車がありません。名古屋や富山を経由してのアクセスが便利です。
目次
- ◆飛騨地方のオススメ観光スポット
- ∟1.必見の世界遺産「白川郷」
- ∟2.飛騨地方の旅の玄関口「飛騨高山」
- ∟3.「飛騨古川」で映画の舞台をめぐる
- ∟4.「新穂高ロープウェイ」で雲上の別世界へ
- ∟5.なめらかな湯が美肌をつくる「下呂温泉」
- ◆美濃地方のオススメ観光スポット
- ∟6.夢のような奇跡の景色「モネの池」
- ∟7.芸術的な伝統漁法「ぎふ長良川鵜飼」
- ∟8.文豪ゆかりの宿場町「馬籠宿」
- ∟9.「養老天命反転地」で奇妙なアート空間に迷い込む!
- ∟10.カラフルなタイルの世界にふれる「モザイクタイルミュージアム」
- ∟11.朝もやに浮かんで見える「郡上八幡城」
- ∟12.「岐阜城」は夜景を一望する絶景スポット
- ◆必見のお祭り
- ∟夏の一大イベント「郡上おどり」
- ∟絢爛豪華な「高山祭」
- ◆地元で愛される名物グルメ
- ∟飛騨高山で親しまれる「高山ラーメン」
- ∟最高級の黒毛和牛「飛騨牛」
- ∟岐阜県民に親しまれる「鶏ちゃん」
- ∟「五平餅」はおやつにもぴったり!
飛騨地方のオススメ観光スポット
1.必見の世界遺産「白川郷」
「日本の原風景を見に行こう!白川郷合掌造り集落完全ガイド〜アクセス、観光スポット、グルメ情報〜」より
白川村の荻(おぎ)町地区には、大小100棟あまりの合掌造り(※1)の家屋があり、日本の農村の原風景が残る地域として世界遺産に登録されています。この集落にはいまも多くの人々が生活しており、人々の暮らしを垣間見ることができることも白川郷の魅力です。
季節ごとに趣を変える里山も美しく、とくに冬は雪景色のライトアップが人気です。多くの住人がいるので、一般開放されている「和田(わだ)家」や「長瀬(ながせ)家」といった一部の住宅をのぞき、プライベートなエリアへの立ち入りは十分注意しましょう。
また、白川郷の周辺は鉄道が通っていないので、レンタカーかバスでのアクセスとなります。
※1:合掌造り……急こう配の屋根をもつ伝統的な住宅のかたち。手のひらを合わせる「合掌」に似ていることから、そう呼ばれている。
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2.飛騨地方の旅の玄関口「飛騨高山」
さんまち通り Photo by Pixta
飛騨高山とは岐阜県北部の高山市のことで、飛騨地方の中心地であることからそのように呼ばれています。
そんな「飛騨高山」でまず紹介したいのは、JR高山駅から徒歩約10分の「さんまち通り」。江戸時代の家屋や商家が当時の風情のまま残っており、地元の酒蔵や飛騨牛料理のお店など、美食スポットも豊富です。
周辺には、約350年前の建築を残した「高山陣屋(たかやまじんや)」や、名産品を数多くとりそろえた「飛騨物産館」など立ち寄りスポットが多いので、散策が楽しいエリアでもあります。
JR高山駅は各地へ列車や路線バスが通っているため、白川郷や新穂高ロープウェイなど飛騨地方の人気観光地を目指すのも便利です。また、この地域がもっともにぎわうのは春と秋の高山祭の時。詳しくは後半のお祭り紹介の項目をご覧ください。
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3.「飛騨古川」で映画の舞台をめぐる
「映画『君の名は。』の聖地巡礼、心ゆくまで味わう岐阜県『飛騨古川』」より
高山市の隣、飛騨市古川町は飛騨古川と呼ばれ、こちらも古い町並みを大切に守っている地域です。街を流れる瀬戸川に沿って白壁の土蔵が立ち並び、そこに住む人々ののどかな様子が、訪れる旅行者の心を癒してくれます。
また、飛騨古川は2016年の大ヒット映画『君の名は。』の舞台となった街としても注目を集めており、モデルとなった・JR飛騨古川駅や神社「飛騨山王宮 日枝神社」、「飛騨市図書館」などをひと目見ようと、多くの映画ファンが訪れています。
こうした映画やドラマのロケ地をめぐる旅は聖地巡礼(せいちじゅんれい)と呼ばれており、日本では人気の旅のスタイルです。
4.「新穂高ロープウェイ」で雲上の別世界へ
Photo by Pixta
岐阜県と長野県の県境にある奥飛騨温泉郷(おくひだおんせんきょう)には、標高2,156メートルの絶景スポットへつづく新穂高ロープウェイがあります。
新穂高ロープウェイは4つの駅と2つのロープウェイからなっており、途中の鍋平(なべひら)高原駅で乗り換えます。乗換駅には温泉施設や焼き立てパンの店など立ち寄りスポットも充実。
2つ目のロープウェイは日本で唯一の二階建てゴンドラが特徴です。標高が高まるにつれ、遠くの景色まで見通せるようになり、その大パノラマに思わず乗車客からは歓声が上がるほど! 乗車時間は乗り換え時間を含めて片道約15分、料金は片道大人1,600円、子ども800円です。
終点の西穂高口駅には展望台があり、北アルプスの山々を360度ぐるりと見渡せる絶景は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星の評価を受けています。
高山駅から新穂高ロープウェイまでは濃飛(のうひ)バスで約1時間40分の道のり。始発の新穂高温泉駅と乗換駅の鍋平高原駅にはそれぞれ大型駐車場があるのでレンタカーでの移動も便利です。
5.なめらかな湯が美肌をつくる「下呂温泉」
噴泉池 Photo by Pixta
飛騨川沿いに湧く下呂温泉は、兵庫県の有馬温泉や、群馬県の草津温泉と並んで日本三名泉に数えられる、由緒ある温泉地です。なめらかなお湯が肌をつるつるにしてくれると評判で、美人の湯とも呼ばれています。
日帰り入浴のできる宿も多くあり、温泉街のおみやげ店やコンビニなどで販売されている「湯めぐり手形」(税込1,300円)を購入すれば、加盟する20軒の宿から3カ所選んで入浴できます。飛騨川沿いにはユニークな野外露天風呂「噴泉池(ふんせんち)」(無料)も。こちらは水着で入る、混浴タイプのお風呂です。
下呂温泉は最寄りの下呂駅からすぐなので、電車移動の旅行者にとっても便利です。名古屋駅から特急に乗れば、乗り換えなしで到着できます。
美濃地方のオススメ観光スポット
6.夢のような奇跡の景色「モネの池」
Photo by Pixta
透明度の高い湧水に睡蓮が咲き、色とりどりの鯉が優雅に泳ぐ……。そんな様子がクロード・モネの名作「睡蓮」を思わせると噂を呼んでいるのが、関市板取の通称「モネの池」です。
もともとは地元の「根道(ねみち)神社」の境内にある名前もない貯水池でしたが、最近ではそのあまりの美しさに遠方からもカメラを持ってやって来る人が大勢います。
見ごろは睡蓮やアジサイが咲く6月~9月ごろや、紅葉の10月~11月ごろ。とくに午前中は日差しがやわらかく、撮影にはぴったりなのだとか。
最寄りとしては路線バスの停留所「あじさい園前」がありますが、バスは本数も少ないので、レンタカーでの移動がオススメです。周辺には無料駐車場も設置されています。
モネの池に隣接する「フラワーパーク板取」を目指して来ると迷わずにすみますよ!
7.芸術的な伝統漁法「ぎふ長良川鵜飼」
Photo by Pixta
鵜飼いとは、鵜(う)と呼ばれる鳥の習性を利用して川魚をとる、日本の伝統的な漁法です。鵜飼いは京都の宇治川や大分県の三隈川などでも見られますが、とくに長良川の鵜飼は国の重要無形民俗文化財に指定されており、岐阜県を代表する夏の風物詩です。
夏の夜に、かがり火だけをともした船が鵜を引き連れて進んでいく様子はまるで舞台のワンシーンのように優雅です。
漁期は毎年5月11日~10月15日まで、川の増水時などを除いて毎夜行われます。川岸で見学できますが、オススメは間近で漁が見られる屋形船。
屋形船の申し込みや詳しい情報は岐阜市鵜飼観覧船事務所の公式HPから確認できます。料金は大人2,900円〜。HPには英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語のページもあります。
長良川はJR岐阜駅か名鉄岐阜駅から路線バスに乗り、「長良橋」バス停で下車すれば徒歩1分ほど。
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8.文豪ゆかりの宿場町「馬籠宿」
Photo by Pixta
中津川(なかつがわ)市にある「馬籠宿(まごめじゅく)」は、その昔、京都と江戸(えど:東京の旧称)をむすぶ街道につくられた宿場町です。ノスタルジックな石畳の坂道に沿って、当時の面影を今に伝えるおみやげ店や食事処が軒を連ねています。また、馬籠宿のシンボルともいえる水車小屋は撮影スポットとしても人気です。
馬籠宿の中心には日本の文豪・島崎藤村の生家跡があり、記念館として一般開放されています。
記念館を訪れたあとは、隣接する古民家カフェ「四方木屋(よもぎや)」での休憩がオススメ。こちらのお店は島崎藤村の親族がオーナーをつとめているそうで、店内には藤村が使っていた品々もあり、歴史を感じます。
例年10月ごろからは周囲の山々が色づき、紅葉スポットとしても人気。食事処の「かっぺ」はテラス席があるので、のんびり山々を眺めるのにぴったりのお店です。中津川が産地の栗を使った栗おこわや、クリームあんみつが食べられます。
馬籠宿へ行くには、JR中津川駅から北恵那交通バス馬籠線に乗りましょう。約25分で到着します。バスは本数が少ないので行き帰りの時間をチェックするのを忘れずに!
9.「養老天命反転地」で奇妙なアート空間に迷い込む!
Photo by Pixta
岐阜県養老郡にある「養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)」は、大自然の中につくられた体験型のアートスポットです。
1995年にオープンしたこのアートスポットは、美術家の荒川修作とパートナーで詩人のマドリン・ギンズが30余年の構想を経て完成させました。広い敷地には体験型オブジェやパビリオンが点在しています。
わざと傾けたり歪めてつくられた作品の中は、まるで不思議の国のよう! ファンタジーの世界に迷い込んだような、ユニークな写真が撮影できますよ。
敷地内はすべりやすい場所も多いので、安全に楽しむには動きやすい服装とスニーカーが必須です。ミュージアムショップで、ヘルメットや運動靴の無料貸し出しも行っています。
養老天命反転地までは、最寄り駅となる養老鉄道の養老駅を下車し徒歩約10分です。
※2020年1月7日~7月17日まで修繕工事で一部の場所は入場不可。
10.カラフルなタイルの世界にふれる「モザイクタイルミュージアム」
Photo by Pixta
岐阜県南部にある多治見(たじみ)市笠原(かさはら)町は日本一のモザイクタイルの生産地です。モザイクタイルとは1辺5センチメートル以下の小さなタイルのことで、インテリアや家具の装飾などに使用されます。
そんなモザイクタイルの世界を紹介している「モザイクタイルミュージアム」は、こんもりとした粘土の山のような外観が目を引くユニークな美術館。
館内では各地で収集したモザイクタイルのコレクションが展示され、その歴史をひも解いて紹介してくれます。色とりどりのモザイクタイルを使った空間は、まるでひとつのアート作品のようです。
Picture courtesy of カフェ ド ソレイユ
ミュージアムを見学したあとは、お隣の笠原町中央公民館1Fのカフェ「カフェ ド ソレイユ」に立ち寄ってみましょう。
地元のタイル会社、長江陶業の運営するこちらのカフェは、床も壁もテーブルもモザイクタイルで装飾されており、そのかわいらしさに心ときめくこと間違いなし!
Picture courtesy of カフェ ド ソレイユ
また店長の為澤さんは、以前にニューヨークの三ツ星レストラン「アラン・デュカス」で修業をされた名パティシエ。その手から作り出されるケーキやクロワッサンは目にも舌にもおいしいと評判です。
11.朝もやに浮かんで見える「郡上八幡城」
Photo by Pixta
白川郷をはじめ有名観光地の多い岐阜県で、じわじわと人気を集めているのが郡上市にある「郡上八幡城」です。400年以上の歴史をもつ名城ですが、人気の理由はその景観にあります。
10月下旬~12月中旬にかけて、気象条件に恵まれるとお城の周りは濃い朝もやに包まれます。その様子が空に浮かんでいるように見えることから「天空の城」と呼ばれ、話題を呼んでいるんです。
お城の最寄り駅は長良川鉄道越美南(えつみなん)線の郡上八幡駅で、駅からはタクシーで約15分ほどです。また毎年夏は、この地域最大のお祭り「郡上おどり」で街全体が賑わいます。旅行の際はお祭りの日程をチェックするのをオススメします。
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12.「岐阜城」は夜景を一望する絶景スポット
Photo by Pixta
金華山(きんかざん)の山頂に位置し、岐阜市内を一望できる「岐阜城」は、800年以上も昔にこの地域を守る小さな砦として築かれたのが始まりです。以来、歴史の中でさまざまな武将がこの城の主となり、お城も何度か建て替えられてきました。
岐阜城の天守閣からは、岐阜市内の街並みや長良川、遠くの山々まで360度の景色を一望できます。その大パノラマをさらに楽しむなら夜景もオススメ。夕暮れから日没にかけて、街のあかりがキラキラと輝いてとってもきれいですよ!
お城までは金華山の登山ルートを歩いて登る方法もありますが、「岐阜公園」から「ぎふ金華山ロープウェー」に乗車するのが便利です。
必見のお祭り
夏の一大イベント「郡上おどり」
Picture courtesy of (一社)岐阜県観光連盟
日本では、先祖を供養するため人々が民謡に合わせて踊る「盆踊り」という風習があります。
全国各地で行われる盆踊りの中でも、岐阜県の郡上八幡(郡上市八幡町)で行われる「郡上おどり」は規模も期間も別格です。毎年7月中旬から9月上旬にかけて、町内各地で連日行われ、来場者数は20万人以上ともいわれています。
会場は昔ながらの城下町の風情が残る通りや神社の境内などさまざま。浴衣姿の人々が行き来し、街にはお囃子(はやし)の音色が響きます。
開催時間は平日と日曜日が20:00から22:30、土曜日は20:00から23:00までが基本です。なお、お祭りのクライマックスとなる8月13日から16日の4日間は、夜通し踊り続ける徹夜おどりが行われ、盛り上がりは最高潮に達します。くわしい日程や場所は公式HPからチェックしてみてください。
だれでも気軽に踊りに参加できますので、ぜひ参加してお祭りの一体感を味わってみましょう!
絢爛豪華な「高山祭」
Photo by Pixta
「高山祭」は京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭と並んで日本三大美祭に数えられる華麗なお祭りです。
「高山祭」は、高山市の「日枝(ひえ)神社」で毎年4月14日と15日に開催される山王祭と、「櫻山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)」で毎年10月9日と10日に開催される八幡祭を総称した呼び名です。400年以上の歴史があり、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
見どころは、春と秋どちらのお祭りでも登場する屋台と呼ばれるお祭りのシンボル。10数台ある屋台はそれぞれ7~8メートルもの高さがあり、華麗な金細工が施されています。
屋台にはからくり人形が乗せられたものがあり、熟練の職人による人形のパフォーマンスも見逃せないポイントです。
地元で愛される名物グルメ
飛騨高山で親しまれる「高山ラーメン」
Photo by Pixta
日本では全国に、その土地で愛されるご当地ラーメンがあります。豚骨スープの博多ラーメン(福岡県)や北海道の味噌ラーメンは海外でも有名です。
岐阜県のご当地ラーメンといえば、飛騨高山の「高山ラーメン」です! 醤油ベースのスープにチャーシューやネギ、メンマをトッピングしたシンプルなものが定番。
スープの色が濃く、醤油の塩気が強いのかと思いきや、ちぢれた細麺とスープがよくからみ、まろやかで食べやすいのが特徴です。
最高級の黒毛和牛「飛騨牛」
Photo by Pixta
岐阜県は自然環境に恵まれ、畜産業が盛んな土地です。そんな岐阜県で育てられ、厳しい評価基準をクリアした限られた牛だけが「飛騨牛」と呼ばれます。
きめ細やかな肉質と、美しい霜降りが特徴で、口にふくめばとろけるようにやわらかく、豊かな香りと味わいが広がります。
飛騨地方には七輪の上に朴葉(ほおば)をのせて、味噌と一緒にキノコやネギを焼く朴葉味噌という郷土料理があります。「飛騨牛」を出すレストランの中には、朴葉味噌でステーキを食べさせてくれるお店もあるので、ぜひメニューをチェックしてみてください。
岐阜県民に親しまれる「鶏ちゃん」
Photo by Pixta
飛騨・奥美濃地方の家庭料理としてはじまり、いまでは岐阜県の代表的な郷土料理のひとつとなった「鶏ちゃん」は、味噌や醤油ベースのタレにつけこんだ鶏肉を、キャベツやタマネギなどの野菜と一緒に炒めた料理です。
郷土料理を出すレストランや、食堂、居酒屋など食べられるお店は多くあります。鶏ちゃんの味の決め手となるタレは、ピリ辛のものや甘めのものなど、地域やお店によってもさまざまです。いろいろなお店で食べ比べしてみてください!
「五平餅」はおやつにもぴったり!
Photo by Pixta
岐阜県だけでなく、愛知県や長野県の山間部でも広く食べられている「五平餅」は、お米をつぶして串に巻きつけ、タレをつけて焼いたものです。
タレは甘辛い醤油ダレや、クルミをあえた味噌ダレなど、さまざまなバリエーションがあります。食感は独特の弾力と粘り気があり、味噌や醤油の香ばしい香りが食欲をそそる一品。
おみやげ店の店先で単品として売られていることもあれば、味噌汁や漬物とセットでメニューになっていることもありますよ!
魅力たっぷりの岐阜県へ旅しよう
今回は岐阜県の見どころを飛騨地方と美濃地方に分けて、たっぷりご紹介しました。四季それぞれに魅力のある観光スポットが多いので、どの季節に訪れても楽しみ方があります。
山に囲まれた飛騨地方の冬は雪が多く、気温も氷点下まで下がるので防寒対策は念入りに! 雪で交通機関が遅れることもあるので、時間に余裕をもって旅行計画を立てましょう。
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Main photo by Pixta
神戸在住。趣味は旅行とアート鑑賞。美味しいもに目がなく、5年間の中国・北京生活で火鍋の美味しさに開眼しました。