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富士山近く!河口湖で行きたい8つのスポット~美術館、富士急ハイランドなど
東京から程近いリゾート地「河口湖」エリア。日本で一番大きな山「富士山」の麓にあり、湖をはじめとした美しい自然や様々なレジャーを楽しめる富士五湖地域の中心地です。河口湖周辺の訪れるべきスポットと、たっぷり楽しむためのポイントをご紹介します。
東京に近いリゾート「河口湖」
日本の首都・東京から程近い山梨県のリゾート地「河口湖」エリア。日本で一番大きな山・富士山の麓にあり、湖をはじめとした美しい自然や、さまざまなレジャーを楽しめる富士五湖地域の中心地です。
なんといっても一番の見所は、広大な河口湖と、その向こうにそびえる大きな富士山の絶景。また湖を囲むようにレジャー施設や飲食店、ホテルなどが立ち並んでいます。東京の新宿からバスでわずか1時間半という距離感も魅力です。
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目次
1.河口湖で行きたい8つのスポット
2.河口湖で味わいたい山梨グルメ
3.河口湖を楽しむオススメルート
4.季節のイベント情報
5.河口湖へのアクセス方法・お得な乗車券
6.河口湖周辺のホテル
河口湖で行きたい8つのスポット
河口湖の訪れるべきスポットと、たっぷり楽しむためのポイントをご紹介します。
1.富士山のビュースポット
Picture courtesy of やまなし観光推進機構
富士山には、綺麗に見えるビュースポットが複数あります。
1つ目は、河口湖の北岸にある「河口湖円形ホール」です。この付近では、河口湖大橋と富士山を1枚の写真に収めることができます。
Picture courtesy of やまなし観光推進機構
また、そこから少し西湖側に進んだ「大石公園」周辺も人気のスポット。河口湖の向こうに見える富士山と、季節の花畑を一緒に楽しむことができます。特に6〜7月にはラベンダーが一面に咲き誇る様子(写真)が見られます。
河口湖の北側には景観のよい場所がたくさんあるので、散策しながらお気に入りの撮影スポットを探してみてください。
2.富士山パノラマロープウェイ
Photo by Pixta
ちょっと違った視点から富士山・河口湖を眺められるのが富士山パノラマロープウェイ。ロープウェイで登る「天上山(てんじょうやま)」は日本に伝わる昔話「カチカチ山」の舞台になったと言われる山のため、以前は「カチカチ山ロープウェイ」と呼ばれていました。
のんびりとロープウェイで登ったら、山頂にある展望台へ。富士山とその麓まで含めた大パノラマが楽しめます。またハート型の「天井の鐘」も撮影スポットとして人気です。疲れたら「たぬき茶屋」でお団子やなどの軽食をいただくのもオススメ。
3.河口湖の遊覧船
Picture courtesy of アンソレイユ号
河口湖では、遊覧船に乗って、湖面から美しい富士山の景色を楽しめます。特に、晴天で風のない日に水面に富士山が映し出される「逆さ富士」はぜひ見てほしい絶景です!
4.オルゴールの森美術館
Picture courtesy of オルゴールの森美術館
次に、お天気が優れなくても楽しめるミュージアムを2つご紹介。まずは、広いガーデン内に佇む西洋風の建物が目を引く「オルゴールの森美術館」です。
ここには、あのタイタニック号に搭載予定だった大きなオルゴールが展示されていたり、音楽に合わせて砂の絵で物語が描かれるサンドアートコンサートが1日3回開催されるなど、見どころがたくさんあります。
Picture courtesy of オルゴールの森美術館
そして晴れた日には色とりどりのバラが楽しめるローズガーデンへ。最盛期の6月には、全720種ものバラが咲き乱れる様子が楽しめます。
5.久保田一竹(くぼたいっちく)美術館
Picture courtesy of 久保田一竹美術館
もう1つは、2009年にミシュラン観光ガイドの3つ星に選ばれた「久保田一竹(くぼたいっちく)美術館」。
本館には、染色工芸家・久保田一竹氏の作品が立派な和風建築の中展示されています。久保田一竹は、「辻ヶ花」と呼ばれるすでに衰退してしまった染色の技法を、独自の解釈と技術によって蘇らせたことで有名です。敷地内にはとんぼ玉(ビーズ)ギャラリーやミュージアムショップ、茶房なども併設。
Picture courtesy of 久保田一竹美術館
また館内だけでなく、外の風景も楽しめるのがこの美術館の特徴。自然と人の技が融合した日本庭園は四季折々で表情を変え、特に秋は見事な紅葉で訪れる人を魅了します。
6.富士急ハイランド
「ホテルと料金をチェック。絶叫系遊園地「富士急ハイランド」」より
国内外の若者に大人気の遊園地・富士急ハイランド。目玉はなんといっても絶叫系アトラクションの数々! 高さや最高速度、最大落下角度など数々のギネス認定記録を持つ「FUJIYAMA」「高飛車」「ええじゃないか」といったジェットコースターが目白押しです。
他にも巨大迷路やお化け屋敷、フランスの絵本をモチーフにした「リサとガスパールタウン」エリアも。ホテルやレストランも併設されているので、あわせて利用するのもいいかもしれません。
7.新倉山浅間公園・忠霊塔
Photo by Pixta
河口湖の近くにある絶景として知られているのが、新倉山浅間公園(あさくらやませんげんこうえん)の「忠霊塔」です。
ここでは、398段の階段を上った先にある展望デッキから、街並みと五重塔、そして富士山の美しい姿を一望できます。特に、桜や雪の時期はとても人気です。
8.鳴沢氷穴
Photo by Pixta
鳴沢氷穴は、864年に富士山の近くの山が噴火した際、流れ出た溶岩によってつくられた洞窟です。内部の気温は平均3℃で、一年中氷に覆われています。
中にある氷柱は特に有名で、年によっては直径50㎝、高さ3mになることもあります。
河口湖で味わいたい山梨グルメ
Picture courtesy of やまなし観光推進機構
「せっかくなら“河口湖ならでは”の食事を楽しみたい!」という方にオススメなのが、「ほうとう」。
ほうとうは山梨県の郷土料理で、幅広の小麦麺と、かぼちゃなどの野菜を味噌で煮込んだものです。出汁のうまみと野菜の甘みが調和し、特に肌寒い季節には体に染み渡るおいしさです。河口湖駅周辺では「ほうとう不動」や「甲州ほうとう小作」といったお店が人気です。
ほうとう以外にも、富士山周辺で採れる天然水を生かしたビール「富士桜高原麦酒」といった、この地域ならではのユニークなグルメも多くあります。
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河口湖を楽しむオススメルート
次に、ここまで紹介してきたスポットを含めた、オススメのルートを紹介します。河口湖は1〜2日あれば主要コースを回れますが、時間に余裕がある方は、2泊すればゆったりと魅力を味わうことができるでしょう。
1泊2日の場合
高速バス、または鉄道で河口湖駅へ着いたら、まずは富士山パノラマロープウェイへ。絶景を眺めたら、路線バスで移動して、お昼は山梨名物のほうとうやうどんをいただきましょう。
午後はゆったり美術館巡りへ。温泉のあるホテルや旅館なら早めにチェックインして、1日の疲れをゆったり癒しましょう。
河口湖畔で富士山を望む商業施設ハナテラス
2日目は大石公園周辺を散策。疲れたらカフェで一休みしたり、おしゃれな和雑貨や山梨のフルーツを使ったスイーツなどのお店が並ぶ「ハナテラス」でお買い物したりしながら楽しめます。もしくは、朝から富士急ハイランドで思いっきり遊んでもよいですね。
おみやげを買うなら河口湖駅、富士山駅、富士急ハイランドバス停に併設しているおみやげ店がオススメです。
2泊3日の場合
もう1泊するのであれば、少し足を伸ばして河口湖の西側にある西湖(さいこ)、あるいは富士吉田市を訪れてみてはいかがでしょうか?
西湖周辺には、「樹海(じゅかい)」と呼ばれる豊かな森があり、その中をウォーキングして楽しめるコースやガイドツアーが用意されています。
富士登山口の入り口でもある北口本宮冨士浅間神社
また、隣町である富士吉田市には、富士山と五重塔が一緒に見られる大人気フォトスポット「忠霊塔」や、富士登山の出発点である「北口本宮冨士浅間神社」があります。いずれも、河口湖エリアからバスまたは電車で訪れられるスポットです。
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季節のイベント情報
最後に、イベント情報をご紹介。河口湖周辺では、花や紅葉が見頃を迎える季節ごとにさまざまな催しが行われます。
4月:富士河口湖さくら祭
河口湖では例年4月中旬ごろに桜が見頃を迎えます。河口湖円形ホール付近のウォーキングトレイルでは、湖畔沿いに桜並木が見られます。期間中は屋台が出店し、軽食などが楽しめます。
4-5月:富士芝桜まつり
Picture courtesy of やまなし観光推進機構
桜が終わると、次は芝桜のシーズン。地面がまるで大きな絨毯のように色鮮やかなピンクで埋め尽くされる様子は圧巻です。
6-7月:ハーブフェスティバル(八木崎公園・大石公園)
Picture courtesy of やまなし観光推進機構
富士山が綺麗に眺められるフォトスポットとしても知られる八木崎公園と大石公園では、6〜7月にかけてラベンダーが最盛期を迎えます。
11月:紅葉まつり(もみじ回廊)
Picture courtesy of やまなし観光推進機構
東京などの平地より少し早い10月下旬から11月にかけて、紅葉が真っ赤に色づきます。河口湖の北岸にある「もみじ回廊」の周辺にはたくさんの屋台が立ち並び、多くの人で賑わいます。
ちなみに、河口湖周辺は標高が高いので、冬はとても冷え込みます。しかし、その分とても美しい富士山を眺めることができます。夏の6〜9月頃は富士山の雪が溶けてしまうので、雪の積もった富士山を見たい方はそれ以外の時期がオススメです。
河口湖へのアクセス方法・お得な乗車券
東京から河口湖へ行く場合、高速バスや電車を利用することができます。
高速バス
新宿、成田空港、羽田空港、東京駅、品川、渋谷、横浜からは高速バスで乗り換えなしで河口湖駅まで行くことができるので、初めて行く人にもおすすめです。渋滞がなければ、新宿や品川からも2時間以内で行けます。
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河口湖エリアを散策するなら河口湖周遊バスの利用がとても便利です。乗り放題を希望する場合は、2日間使える「富士山・富士五湖パスポート」(2日間) (大人2,600円、子供 1,300円) がオススメです。河口湖駅の富士急バス窓口などで販売しております。
その他にも、さまざまなお得なチケットがあります。詳細は富士急バス公式HPをご覧ください。
電車
電車で行く場合、JR中央線の大月駅まで行き、そこから富士急行線に乗り換えて、河口湖駅まで行きます。東京駅からだと所要時間は3時間ほど、料金は2700円程度となります。
2019年より、新宿から河口湖までを1時間56分でつなぐ「富士回遊(FUJI EXCURSION)」が毎日の朝と夜に出るようになりました。訪日観光客の場合、Japan Rail PassやJR TOKYO Wide PassなどのJRのフリーパスで乗車可能(予約席の場合は追加料金あり)です。
Japan Rail PassやJR TOKYO Wide Passは、東京周辺や日本を周遊する際にとてもお得なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
レンタカー
河口湖まで行く場合、車もオススメです。高速道路を使えば、東京から河口湖までは1時間30~40分程度で行くことができます。
河口湖周辺には見どころが多いため、車で行くと周遊がしやすくなります。また、大人数で長距離を移動する場合、バスや電車を使うより、車を借りる方が安くなる場合もあります。
MATCHAでは、日本の大手レンタカー会社・ニッポンレンタカーの車を10%割引で借りることができる訪日観光客向けのクーポンを発行しています。レンタカーを使いたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
河口湖周辺のホテル
富士山の雄大な景色を楽しみ、自然を感じられるおすすめの宿泊施設をご紹介します。
PICA Fujiyama
Pictures courtesy of Booking.com
「PICA Fujiyama」は、河口湖の近くにある人気のグランピングスポット。自然と一体化した上品な白のハーフドームテントで快適に過ごすことができます。
PICA Fujiyamaを予約する
富士レークホテル
Pictures courtesy of Booking.com
「富士レークホテル」は、1932年にオープンした老舗のホテル。富士山と河口湖を見ることができる貸し切り風呂のほか、富士山の地下からくみ上げた温泉を楽しめる大浴場があります。
スーパーホテル富士河口湖天然温泉
Pictures courtesy of Booking.com
リーズナブルな価格で快適に過ごしたければ、無料の朝食に天然温泉も付いている「スーパーホテル富士河口湖天然温泉」もオススメです。
四季折々で河口湖を楽しもう!
以上、河口湖で訪れるべき場所や楽しみ方をご紹介しました。東京からのアクセスに便利な場所ながら、自然景観や美術鑑賞、ご当地グルメに絶叫アトラクションまで、たくさんの見所があります。
また、周辺にある山中湖や西湖など富士五湖エリアにはまだまだ魅力がたくさん。ぜひ四季折々の景色とともにゆっくり満喫してくださいね。
Main image by Pixta
山形県出身、山梨県に移住を経験。今は神奈川県から地方移住とローカル観光を発信しています。ご当地グルメとお酒が大好きな一児の母。