旅の準備はじめよう
有馬温泉でお酒を飲むなら!限定ビール・日本酒が揃う立ち飲み屋「酒市場」
有馬温泉でゆっくり温泉につかったあとは、有馬限定のお酒で喉を潤すのはいかがでしょう? ここでしか味わえないクラフトビールや、しぼりたての日本酒が味わえる、おつまみも最高においしい立ち飲み屋「酒市場」をご紹介します。
有馬温泉でお酒を飲むなら!
有馬温泉は、関西を代表する温泉地。さまざまな施設で温泉を楽しめ、日頃の疲れを癒すことができます。
さて、温泉につかったら、喉が乾きます。お酒を飲みたい方もいるでしょう。そんなときにオススメのお店があります。
地元の酒店が直営し、新鮮でここでしか飲めないお酒が勢揃い。さらにおつまみもとってもおいしい立ち飲み屋「酒市場」をご紹介しましょう!
ビールから日本酒まで揃う「酒市場」
こちらが有馬温泉で人気の立ち飲み屋「酒市場」。有馬の酒店「有馬片山幹雄(かたやまみきお)商店」が直営するお店です。
店内を入って、左側が立ち飲みスペース、右側が日本酒やビール、ジャパニーズウイスキーやワインなどのお酒を販売するショップになっています。
立ち飲みスペースは6〜7人も入れば満員。立ち飲みなので回転は早く、次から次へとお客さんがやってきます。
充実しているのはビール。有馬限定のクラフトビールや、青リンゴやイチゴなどのフレーバービール、またここでしか飲めない日本酒や、焼酎なども揃います。メニューには日本語の下に英語が併記していますが、わからない場合はスタッフに聞いてみてください。
スタッフさんはとてもフレンドリー。親戚の家に来たような居心地のよさがあります。
では、さっそくお酒をいただきましょう!
有馬温泉の地ビール、地酒
こちらが名物のクラフトビール「有馬麦酒(ありまビール)」。有馬温泉限定ビールです。
仕込み水には、有馬からほど近い六甲山(ろっこうさん)の伏流水を使用。さらに酒づくりに最適と言われる米「山田錦」を用いているため、米の旨味や甘みが感じられながら、後味にはしっかりとビールの苦味がきます。
2016年には、世界で3番目に古い国際的なビール審査会「インターナショナル・ビア・カップ」で金賞を受賞し、広く支持を集めている1本。温泉のあとにゴクゴク飲みたいおいしさです。写真は瓶ビールで660円(税込)。軽やかな飲み心地の黒ビールもあります。
こちらは、酒市場限定販売の日本酒「有馬山(ありまやま)」(写真右)。
実は、有馬温泉のある兵庫県は、日本酒の生産量が日本一。酒造りに適した上質なミネラル水や、大粒でやわらかく、仕込み水にもなじみやすい米「山田錦」など、日本酒をつくる上での好条件が揃っており、上質な日本酒が作られています。
「酒市場」で飲める「有馬山」は、山田錦を100%使用、「白鹿(はくしか)」という兵庫の酒蔵が製造するオリジナル日本酒です。店内では、できたての原酒(※1)をそのまま直送した「白鹿」のしぼりたて原酒(写真左)も飲むことができます。いずれも税込300円。
※1:原酒……発酵させて絞り出したあと、水を加えていない日本酒。通常はアルコール度数を調整するため水を加えるが、原酒はそのままのため度数がやや高く、味わいも濃厚となる。
おつまみは、お酒との相性抜群!
酒市場が嬉しいのは、お酒に合うおつまみが充実しているところ。シンプルでおいしいサイドメニューは、ほとんど300〜500円程度の良心的な価格です。
季節によって微妙にメニューは変わりますが、今回は季節問わず提供するオススメメニューをご紹介しましょう。まずは写真の生ハム(税込500円)。生ハムのおいしさはもちろん、玉ねぎがみずみずしく、ビールが進みます。
オススメはこちらの「すじこん」(税込300円)。酒市場のオリジナルメニューです。「牛すじ」とこんにゃくをニンニクで炒め、仕上げにポン酢を加えた一品。
食欲を刺激するニンニクの香り、噛むほどに肉の旨味が広がる牛すじ……ビールが止まらなくなります。七味唐辛子(※2)や黒胡椒を少しかければ、辛味や風味がプラスされます。思い出しただけでまた食べたくなる、やみつきになる味です。週末は売り切れ必至の人気メニューです。
※2:七味唐辛子......唐辛子や山椒などの薬味や香辛料を配合した、日本のブレンドスパイス。
こちらは日本酒に合わせたい、「大豆の有馬山椒煮」(税込300円)。毎日手作りしており、醤油と酒で煮た大豆に、山椒のさわやかな辛味が加わり、家庭的で安心できる味わい。有馬は山椒が名物でもあります。
酒市場のおつまみは常時10品ほどが揃います(おつまみのメニューは日本語のみ)。今回ご紹介した以外にも季節の一品があるので、「オススメは何ですか?」などとそのときのオススメを聞いてみましょう。
兵庫のお酒をおみやげに!
店内の右奥はショップになっていて、ところ狭しとお酒が置かれています。兵庫の日本酒をはじめとした多彩なお酒が集まります。酒店が経営するだけあり、コンパクトなスペースながらその種類は豊富。
先ほどご紹介した白鹿の「原酒しぼりたて」や「有馬山」をおみやげにすることもできます(いずれも720ミリリットルで税込1,500円)。
日本産ウイスキーや、日本酒の有名ブランド「獺祭(だっさい)」も海外の観光客に人気だそう。お気に入りの一本や、飲んでみたいお酒があったらおみやげにいかがでしょうか?
アクセス
阪急バス「有馬温泉」停留所
「酒市場」は、阪急バス「有馬温泉」停留所から道路を挟んで目の前。神戸電鉄「有馬温泉駅」からは徒歩5分程度です。大通りに面しているので見つけやすいでしょう。
有馬温泉でお酒を楽しもう!
温泉街の中心部・湯本坂に入ると、2018年にオープンした日本酒バー「Cinq Bar du SAKE」もあります。
こちらも酒市場と同じ「有馬片山幹雄商店」が直営するお店。ここでしか味わえない山椒を使った唐揚げを食べながら、兵庫の日本酒やクラフトビールを楽しめます。
お酒を飲めるお店も充実している有馬温泉。温泉で疲れたあとは、有馬限定のお酒で喉を潤しましょう! ここでしか味わえないお酒をぜひ楽しんでください。
酒市場周辺のおすすめホテル
あわせて読みたい
In cooperation with 酒市場
MATCHA Editer.