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【京都府】1000年の歴史が再現される時代祭〜概要・アクセスなど〜
時代祭(じだいまつり)は、京都府京都市にある平安神宮の祭り。京都を代表するお祭りで、葵祭、祇園祭とともに京都三大祭りに数えられています。時代祭の日程や会場へのアクセスをまとめました。
時代祭とは
画像提供:平安神宮
時代祭(じだいまつり)は、京都府京都市にある平安神宮の祭り。京都を代表するお祭りで、葵祭、祇園祭とともに京都三大祭りに数えられています。
1895年に始まった時代祭は、毎年10月22日に行われます。この日は、西暦794年に日本の50代目の天皇、桓武天皇(かんむてんのう)が奈良から京都に都を移した日。いわば京都の誕生日でもあります。
祭りでは、平安神宮に祀られている桓武天皇と孝明天皇(※1)に、京都の繁栄と進化を見てもらうという趣旨で、1869年まで歴代天皇の住居だった京都御所から平安神宮までの道のりを、明治や平安時代の衣装や道具を身につけた人々が行進してゆきます。
行列の人々の衣装や道具は、京都の伝統技術を使い細部まで丁寧に再現されたもの。日本の歴史が今に甦る、貴重な祭りです。
時代祭の日程や会場へのアクセスをまとめました。
※1:孝明天皇(こうめいてんのう)……京都で暮らした最後の天皇。明治天皇の父。1866年以降の明治維新(Meiji Restoration)で、日本の首都は京都から東京に移り、天皇も東京に移った。
時代祭の日程(2017年版)
2017年の時代祭の開催日程は以下の通りです。
日程:2017年10月22日
時代祭の会場と駅からの行き方
時代祭の行列は、京都御所から平安神宮までのおよそ2kmの道のりを行進します。ここでは、京都御所と平安神宮までのアクセスを紹介します。祭りの当日は道が混み合うため、バスを利用する場合は早めに出発するのが鉄則です。
東京から京都までのアクセスについて詳しくは「新幹線と夜行バスどちらがベスト?東京から京都への行き方」の記事をご覧ください。
京都御所へ
京都御所までは、電車かバスで行きます。
電車で行く場合
京都駅から京都市営地下鉄烏丸線・国際会館行に乗車し今出川駅(いまでがわ)駅で下車します。所要時間はおよそ10分、料金は260円です。今出川駅から京都御所までは徒歩5分ほどです。
市バスで行く場合
京都駅前のバス停からは、C6乗り場から「京都バス51・比叡山頂行」に乗車し、烏丸今出川バス亭で下車します。所要時間はおよそ20分、料金は230円です。バス停からは徒歩5分ほどで京都御所に到着します。
京都御所
住所:京都府京都市上京区京都御苑3
平安神宮へ
行列の終着点である平安神宮までは、京都駅から電車かバスで行きます。
電車で行く場合
京都駅から電車を利用する場合、京都市営地下鉄烏丸線・国際会館行に乗車し、烏丸御池(からすまおいけ)駅で下車。京都市営地下鉄東西線・六地蔵行に乗り換え、東山駅で降ります。ここまでの所要時間は乗り換えも含めおよそ15分、料金は260円です。東山駅から平安神宮までは、徒歩10分です。
バスで行く場合
京都駅のA1乗り場から、「京都市営バス5系統・岩倉操車場前行」に乗り、岡崎公園美術館・平安神宮前で下車します。所要時間はおよそ30分、料金は230円です。バス停からは徒歩5分ほどで平安神宮に到着します。
平安神宮
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町