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【Ready For Japan! vol.8】ストリートビューで予習!歩いてみたい日本のマスト観光地9選
自宅にいながら、日本全国を旅してみませんか? 本記事では、一度は行ってみたい日本の観光地をGoogleストリートビューで歩いてみます。広島の厳島神社、大阪の道頓堀のような定番観光地から、富士山の山頂まで、日本全国を一緒に旅しましょう!
日本の観光地をストリートビューで歩こう!
長い間、家に引きこもっていると気分も塞ぎ込んできます。そんなときには、旅に出るのが一番! とはいえ、今は旅に出るのは難しい。
ならば、ストリートビューを使って自宅で気軽に旅に出ましょう。一度は行きたい日本の観光地も、簡単に予習できます。
今回は日本全国の観光地から、歩いてみたいスポットをご紹介。もちろん次に日本に来るとき、実際にその地に立てば、まったく違う感動が味わえますよ!
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1.厳島神社:広島
広島県・宮島の厳島神社は、日本でもっとも行ってみたい場所の1つでしょう。海の中に立つ鳥居の高さは約16メートル。
潮の満ち引きによっても眺めが変わり、潮が引くと砂浜になるため、鳥居まで歩いていくことができます。ストリートビューで数回前に進めば、その様子が見れますよ。
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2.富士山・山頂
ストリートビューなら、富士山の山頂にも簡単に行くことができます! 火口の周りをぐるりと一周歩くことを「お鉢巡り」といい、山頂まで登った人の多くが、コンディションがよければお鉢巡りをします。
筆者は一度、富士山の山頂まで登ったことがあります(※1)。夜中に五合目(標高2,300メートル)に集合し、そこから何時間かかけて登っていきます。山頂の手前あたりで、ご来光(日の出)に出会えました。さらに山頂では、壮大な雲海が目の前に広がり、その光景を忘れることはできません。
※1:登山シーズンは7月〜9月で、登山道の開通期間は年によって変わります。
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3.祇園:京都
日本に来たら必ず歩いてみたいのが、京都の街。ここは花街・祇園の花見小路です。
軒を連ねるのは「お茶屋さん」と呼ばれる芸妓さんを呼んで飲食をする店。「一見さんお断り」(紹介がないと入店できない)の店が多いですが、情緒ある街を歩くだけでも楽しいものです。
花見小路の手前にある大通り「四条通」には、おみやげ店が並んでいるので、ショッピングも楽しめます。ストリートビューでは手前(後ろ)の方向に進むと四条通に出られます。
先斗町
京都で花街の雰囲気を味わうなら、先斗町(ぽんとちょう)もオススメ。風情あふれる路地裏で、両脇には飲食店がひしめき合っています。祇園と比べると、入りやすいお店も多いです。
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4.竹富島:沖縄
沖縄の離島・竹富島。集落には、ゆったりとした空気が漂っています。
沖縄らしい赤瓦の伝統的な家が並び、その周囲はサンゴを積み重ねた石垣で守られています。家の間を縫うようにして水牛車が行きかい、沖縄の弦楽器・三線(さんしん)の響き、民謡の歌声が聞こえてきます。
集落を抜ければ、蝶が飛び交う森の向こうに、エメラルドグリーンに輝く海が。まさに楽園のような場所です。
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5.道頓堀:大阪
打って変わって、大都会! ここは道頓堀、大阪観光のメインとも言える場所です。
道頓堀は、夜に行くのがいいでしょう。道頓堀にかかる戎橋(えびすばし)から、大迫力の光り輝くネオンが見られます。周囲には道頓堀名物の巨大看板が。たとえばこのストリートビューで少し前に進み、左に曲がると「かに道楽」の大きなカニの看板に出会えますよ。
天神橋筋商店街
さらに、大阪の街歩きで楽しいのはショッピング! ここは日本一長い商店街と言われる、大阪の天神橋筋商店街です。全長2.6キロメートルで、大阪名物・たこ焼きなどのファストフードから、ドラッグストアやスーパーマーケットまで、大阪人の生活が垣間見える場所です。
実際に端から端まで歩けばヘトヘトになりますが、ストリートビューなら大丈夫。どんなお店があるのか、ちょっとのぞいてみましょう。
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6.萩:山口
山口県にある萩(はぎ)は、城下町として栄えたエリア。古い街並み、武家屋敷がそのまま残され、タイムスリップしたような感覚に陥ります。
このストリートビューの手前と奥は行き止まりのように見えますが、奥に進むと、道が直角に曲がっていることがわかります。この道の作りは「鍵曲(かいまがり)」と呼ばれ、敵が侵入してきた際に迷いやすく、また追い詰めやすくなっているのです。
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7.銀山温泉:山形
美しい雪景色に、歴史ある温泉旅館が立ち並ぶ銀山温泉。かつて銀の採掘地として栄えたことから、「銀山」温泉と呼ばれます。
世界約70カ国以上で放送された人気ドラマ『おしん』の舞台であり、近年では温泉街の風景がジブリ映画『千と千尋の神隠し』にそっくりということでも注目されています。
8.大内宿:福島
茅葺き屋根の街並みは白川郷が有名ですが、福島県にもあるのです。大内宿は江戸時代に宿場町(※2)として栄え、早くから街並みの保存活動が進められたため、奇跡的にこのような景観が残されています。
建物には現在も人が住んでいますが、おみやげ店やそば屋、古民家カフェとして営業しているところも多くあります。冬には雪が降り積もり、また異なる美しさ!
※2:宿場町(しゅくばまち)……江戸時代、都市と都市を結ぶ間の道にあり、旅人が休息をとった町。
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9.高千穂:宮崎
最後にご紹介するのは、宮崎の高千穂。
日本の創世記である日本神話に描かれた場所であり、「天岩戸神社」「国見ヶ丘」(※3)など、雄大な自然の中に、現在も伝説の舞台が点在しています。
中でもダイナミックな自然を感じられるのが高千穂峡。日本の滝百選に選ばれた「真名井(まない)の滝」が、約17メートルの高さから落ちる様は迫力満点です! ここは歩く場所ではありませんが、貸しボートに乗って大自然を感じましょう。
※3:日本神話には、太陽の神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴に怒り、天岩戸(あまのいわと)に籠ったという伝説があり、「天岩戸神社」はその天岩戸を祀る神社。「国見ヶ丘」には、神話の時代、初代天皇・神武(じんむ)天皇の孫・建盤竜命(たけいわたつのみこと)が、この丘に立ち、九州の国を見渡したという伝説が残されている。
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次の日本旅行へ!
今回ご紹介したのは、日本の観光地のごくごく一部。次の日本旅行では、ぜひ自分の足でその地を歩いて空気を感じながら、思いっきり日本の旅を満喫してください!
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Main image by Pixta
MATCHA Editer.