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【2024最新】桜のシーズン情報&日本のお花見スポット44選
日本の春に咲き誇る桜は、日本人の生活や文化ともかかわりのある春の風物詩です。開花の時期には、美しい桜を観賞する「お花見」と呼ばれる行事が各地で開催されます。今回は桜とお花見の基本情報、2024年全国各地のオススメのお花見スポットを紹介します。
国内外から親しまれている桜
Photo by Pixta
訪日観光客が日本にもっとも多く訪れる時期は、春。目的は、全国各地で見ることができる桜です。
桜はバラ科の落葉樹で、東アジア・ヨーロッパ・北アメリカ大陸など、北半球の温帯に広く普及しています。春になると開くピンクや白色の花が特徴で、観賞用として植え付けされる場合が多いようです。
現在日本には600を超える桜の品種が確認されていますが、その中でも明治時代以降に全国に広まったソメイヨシノが1番多く植えられている品種です。日本各地の桜を巡り、その違いを探してみるのも面白そうですね。
目次:
1.春の定番行事であるお花見とは?
2.日本の主要都市における桜の見頃・シーズン
3.東京都のオススメ桜名所6選
4.関東地方のオススメ桜名所5選
5.京都のオススメ桜名所4選
6.関西地方のオススメ桜名所4選
7.中国・四国地方のオススメ桜名所5選
8.東北地方のオススメ桜名所6選
9.九州地方のオススメ桜名所5選
10.北海道のオススメ桜名所4選
11.中部・北陸地方のオススメ桜名所5選
春の定番行事であるお花見とは?
日本では桜の見頃のシーズンになると、人々がお花見と呼ばれるイベントを開催します。お花見では、満開になった桜のそばで、お酒を飲んだり料理を食べたりして楽しみます。ここではお花見の歴史と方法、マナーについて紹介します。
はじまりは平安時代!お花見の歴史
お花見の歴史はとても古く、はじまりは平安時代にまで遡ります。当時は貴族たちが桜のもとに集まり、花についての詩を詠む行事だったそうです。
日本最古の長編小説『源氏物語』にもお花見について記述が見られることから、貴族の間で文化として定着していたことがわかります。
お花見は時代とともに庶民の間にも広まっていきました。桜の見頃は4月前後で、日本の年度開始月に重なるため、入学や卒業、就職など人生の門出の象徴とされることもあります。現在はお花見というと、花を見ながら飲食する楽しみ方が一般的です。
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お花見の方法と必要なアイテム
「これだけは揃えたい!お花見に持っていくべき必需品まとめ」より
実際にお花見に行く際は、桜の見える場所を確保して、シートなどを広げて座りながら観賞するのが一般的です。食べ物や飲み物は持参し、紙コップや紙皿なども用意しておきます。
ゴミの分別など、マナーを守って楽しく桜を観賞しよう
お花見には美しい桜の様子を見ようと多くの人が訪れます。そこで問題になるのが、お花見のマナー。ここではお花見をする際に気をつけるポイントについて紹介します。
1.ゴミを放置せず、しっかり分別しよう
Photo by Pixta
お花見は、友人や家族などと一緒に飲食を楽しみます。人数が増えると当然その分ゴミの量も増えますが、ゴミの放置やポイ捨ては厳禁です。
主要なお花見スポットにはゴミ箱が設置されていることもあるので、そちらを利用しましょう。ゴミ箱は可燃ごみとプラスチック、缶・瓶など種類別に分けるようになっているので、分別もしっかり行いましょう。
2.桜の枝を折ったり、傷つけるのは厳禁
Photo by Pixta
お花見では、手の届く距離で桜の様子を観賞することができます。そのため桜の枝を折って持ち帰ろうとしたり、木を揺すって花びらを落とそうとする方がいるのも事実です。
桜はデリケートな植物なので、枝を折ったり傷つけられると枯れてしまうこともあります。お花見を行う際は桜には触れず、目で見て楽しむようにしてください。
※:開花予想日は日本気象株式会社から(2024年3月7日時点)。
春が見頃の桜ですが、日本各地で少しずつ時期が異なります。日本の主要都市における例年の桜の開花日と満開日を記載しますので参考にしてみてください。
上の画像は2024年の開花予想です。年によって日にちが異なるので、実際の開花状況を旅行の前に確認しておきましょう。
地名 | 開花日 | 満開日 |
札幌 | 5月1日 | 5月6日 |
青森 | 4月22日 | 4月26日 |
仙台 | 4月8日 | 4月13日 |
東京 | 3月24日 | 3月31日 |
新潟 | 4月8日 | 4月13日 |
金沢 | 4月3日 | 4月8日 |
名古屋 | 3月24日 | 4月2日 |
静岡 | 3月24日 | 4月2日 |
大阪 | 3月27日 | 4月4日 |
京都 | 3月26日 | 4月4日 |
奈良 | 3月28日 | 4月4日 |
広島 | 3月25日 | 4月3日 |
松山 | 3月24日 | 4月3日 |
福岡 | 3月22日 | 3月31日 |
長崎 | 3月23日 | 4月2日 |
鹿児島 | 3月23日 | 4月5日 |
沖縄 | 1月16日 | 2月4日 |
データ参照元:
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura_kaika.html
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura_mankai.html
日本全国のオススメ花見スポットを紹介
日本各地には多くのお花見スポットがあります。ここでは日本全国の9エリアにおける桜の名所まとめを紹介します。
東京都のオススメ桜名所6選
1. 中目黒「目黒川」
東急東横線で「渋谷駅」から2駅、「中目黒駅」から歩いてすぐにある「目黒川」は、東京都内でもっとも有名なお花見スポットのひとつです。
目黒川は世田谷区、目黒区、品川区の約8キロメートルに渡って流れる川で、春の季節になるとその半分の4キロメートルにわたり約800本の桜が咲き誇ります。
中目黒駅周辺は、ショッピングスポットやカフェ、レストランなどが並ぶおしゃれなエリア。東京の住みたい街として上位に選出されるなど、日本人にも人気の高い街して知られています。
また、例年3月下旬〜4月上旬の桜のシーズン合わせて開催される「目黒川の桜まつり」や、「中目黒桜まつり」、「目黒イーストエリア桜まつり」では、さまざまな屋台や出店が立ち並び、食べ歩きグルメを楽しむのもオススメです。
昼の桜観賞を楽しみながら、食事や買いもの、最後にはライトアップされた夜桜観賞など1日中楽しむことができるので、エリア全体を探検してみてはいかがでしょうか。
■アクセス:東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」徒歩約1分
■駐車場:なし(スポット周辺に有料コインパーキングあり)
2. 上野「上野恩賜公園(上野公園)」
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新幹線やJR・地下鉄など、さまざまな交通機関の発着駅となっている「上野駅」。そこからすぐの場所にある「上野恩賜公園」は、通称「上野公園」と呼ばれる広大な公園です。
江戸時代から桜の名所として親しまれ、例年3月中旬~4月上旬に開催の「うえの桜まつり」は、多くの人で賑わい、ブルーシートを敷いて桜を観賞する花見客は上野公園における春の風物詩となっています。
一方で、公園内には場所取り禁止エリアや、通行規制などが定めらています。ルールやマナーを守って楽しみましょう。
また、夜には照明が灯され、夜桜が楽しめます。そのほか、公共トイレも整備されているので長時間の滞在でも安心。敷地内には、動物園や美術館、カフェなどもあるので、こちらにもぜひ足を運んでみてくださいね。
■アクセス:JR・東京メトロ各線「上野駅」 徒歩約2分、 京成本線「京成上野駅」 徒歩約1分
■駐車場:あり(有料)
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3. 新宿「新宿中央公園」
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新宿区立の公園として最大の面積の新宿中央公園は、東京都庁と一緒に桜を撮影することができる絶景スポットです。JR新宿駅から徒歩10分程度で、行くことができ、新宿に用事があるついでにふらっと立ち寄るにもぴったりの場所です。
中には一般的なソメイヨシノだけでなく、姉妹都市である長野県伊那市から贈られた「高遠コヒガンサクラ」という珍しい種類の桜もあります。3月後半には桜のライトアップも行われます。
■アクセス:JR・小田急線・京王線「新宿駅」から徒歩約10分、東京メトロ丸の内線「西新宿駅」から徒歩約5分、都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩1分
■駐車場:なし
4. 浅草「隅田川・隅田公園」
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伝統的な日本の街並みが残る下町エリアとして、訪日観光客にも人気の高い、浅草。「浅草駅」から少し歩いたところにある「隅田川・隅田公園」は、川沿いの桜名所として知られています。
隅田川沿いに咲き誇る桜は、歩いて観賞するもよし、屋形船に乗って川から桜を見上げるもよしと楽しみ方もさまざまです。
例年3月中旬〜4月上旬に開催されるイベント「隅田公園桜まつり(墨田区側)」と「墨堤さくらまつり(台東区側)」では、下町の風情を感じながら、夜はライトアップされた夜桜を楽しめます。
また台東区のシンボルである「東京スカイツリー」も近くにあるので、桜とスカイツリーの景色を味わうことができるのも魅力のひとつ。桜とスカイツリーのコラボレーションを楽しみたい方は、台東区側からの観賞がオススメです。
■アクセス:東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線「浅草駅」徒歩 約約5分、都営地下鉄浅草線「浅草駅」徒歩約7分、都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」徒歩約6分
■駐車場:あり(有料)
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5. 六本木「毛利庭園」
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六本木ヒルズの敷地内にある「毛利庭園」は、商業施設の中とは思えないほど風情ある日本庭園です。
例年3月下旬〜4月中旬ごろまで、桜の開花に合わせてライトアップが実施されます。そのほか、春の恒例イベント「六本木ヒルズ 春まつり」も開催予定です。
毛利庭園は都心にありながら、一歩足を踏み入れればほっと一息つける癒やしの場所。ショッピングや食事に訪れた人々の憩いの場として人気を集めています。
また、桜のシーズンだけでなく、秋には紅葉も味わえるなど季節折々の景色が広がっているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
■アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩0分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」3出口 徒歩約4分
■駐車場:あり(有料)
6. 田園調布「桜坂」
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高級住宅地である田園調布エリアの「桜坂」は、桜のトンネルが見られるお花見スポットです。日本の人気歌手である福山雅治さんの代表曲、『桜坂』のモデルになった場所として知名度が上がり、1年を通して多くの方が訪れています。
『桜坂』がラブソングだったこともあり、桜坂の上にある「桜橋」の上で写真を撮るデートプランが人気なのだそう。周辺は閑静な住宅街が広がっているので、訪れる際は迷惑にならないようマナーを守りましょう。
■アクセス:東急電鉄多摩川線「沼部駅」 徒歩約5分
■駐車場:なし
関東地方のオススメ桜名所5選
1. 横浜「三渓園」
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神奈川県横浜にある「三渓園」は、広大な敷地面積を誇る日本庭園です。かつては芸術家の支援と育成の場であり、2016年で開園110周年を迎えました。
春に咲き誇る9種類約250本の桜は、日本庭園の景色と調和して独特の美しさが演出されています。京都や鎌倉から移築された価値の高い歴史的建造物にも注目です。
例年3月下旬〜4月上旬にかけて開催されるイベント「桜めぐり」では、ジャズライブ演奏や、親子で楽しめるワークショップ、大池周辺の夜桜とライトアップなどさまざまな催しが開催される予定です。
【三溪園 桜めぐり】
2024年3月23日(土)~4月2日(火)
公式HP:https://www.sankeien.or.jp/
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2. 伊豆「河津」
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日本有数の温泉地として知られる、静岡県の伊豆。そのなかでも「河津駅」は、例年2月上旬〜3月上旬ごろに「河津桜まつり」が開催されることから桜の名所として知られています。
河津桜まつりの開催中は、足湯を楽しみながら桜観賞ができるスポットほか、ライトアップイベントなど、昼と夜で雰囲気の異なる桜の眺めを満喫することができます。
【第34回河津桜まつり】
2024年2月1日(木)~29日(木) 桜ライトアップ町内各所18:00〜21:00
公式HP:https://kawazuzakura.jp/
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3. 鎌倉「鶴岡八幡宮」
Photo by Pixta
かつて日本の都として栄えた鎌倉は、豊かな自然と歴史ある社寺が多く残る神奈川県の観光地です。その中心である「鶴岡八幡宮」には、風情ある建築物や自然に溶け込む桜の姿を臨めます。
鎌倉駅と鶴岡八幡宮をつなぐ参道・段葛(だんかずら)では、両側に続く桜並木を見ることができます。周辺にはおみやげ店や飲食店も充実しているので、桜観賞の合間にぜひ散策してみましょう。
■アクセス:JR各線「鎌倉駅」東口 徒歩約10分、江ノ島電鉄「鎌倉駅」徒歩約10分
■駐車場:あり(有料)
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4. 山梨「河口湖」
山梨県の「河口湖」は、富士山の麓にある湖です。東京から2時間で富士山周辺の四季を楽しめるエリアであり、春には桜のお花見スポットとして人気を集めています。
例年3月下旬〜4月上旬ごろに開催される「富士・河口湖さくら祭り」は、国内からだけでなく多くの観光客が訪れます。
また河口湖畔の「長崎公園」は、富士山を後ろに桜の様子を見ることができる場所として多くの人が訪れるそう。富士山周辺は標高が高く、東京より少し遅い4月下旬に開花するため、東京で桜を見逃してしまった人にもオススメです。
【富士・河口湖さくら祭り】
2024年3月30日(土)~4月14日(日) 桜ライトアップ 日没〜21:00
公式HP:https://fujisan.ne.jp/pages/375/
5. 富士「忠霊塔」
Photo by Pixta
富士山近くの富士吉田市にある「新倉山浅間公園」は、約650本の桜があるお花見スポットとして知られている公園です。五重塔(忠霊塔)と富士山という、日本を代表する風景を楽しめる場所として訪日観光客の人気が高まっています。
富士山と五重塔、桜を一緒に見渡すことができる展望台は、絶好の撮影スポットです。また桜のトンネルが広がる参道を歩くのもよいですね。
また、毎年桜が見ごろを迎えるベストシーズンの4月上旬には「新倉山浅間公園 桜まつり」が開催され、日本らしい絶景が楽しめるとして注目を集めています。
■アクセス:富士急行線「下吉田駅」 徒歩約10分
■駐車場:あり※桜まつり期間中のみ臨時駐車場利用可
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京都のオススメ桜名所4選
1. 円山公園
Photo by Pixta
京都市内にある「円山公園」は、市内最古の広大な公園です。伝統的な日本庭園が広がり、四季を通じて風情ある景色が楽しめます。
京都を代表する桜の名所のひとつで、特にしだれ桜がライトアップされた姿は”祇園の夜桜”として多くの人を惹きつけます。
■アクセス:市バス「祇園」下車徒歩約3分
■駐車場:あり(有料)
2. 醍醐寺
Photo by Pixta
世界遺産にも登録されている「醍醐寺」は、広大な敷地を誇る寺院です。国宝に選ばれた建造物や絵画などの芸術品が保管されており、年間を通して多くの人が訪れます。
また、例年4月第2日曜日には「醍醐の花見」を再現した「豊太閤花見行列」が行われます。古くから桜の名所として親しまれてきた場所で、世界遺産である醍醐寺の恒例行事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜひこの機会に足を運んで、歴史ある風景と桜を味わってみてくださいね。
■アクセス:京阪バス「醍醐寺前」「醍醐寺」下車すぐ、地下鉄東西線「醍醐駅」徒歩約10分
■駐車場:あり(有料)
3. 嵐山
「嵐山」は京都市内の西部に位置する地域で、街全体が昔ながらの日本の伝統的な家屋や社寺の並ぶエリアとして知られています。
嵐山には約1,500本の桜が植えられており、種類も異なるさまざまな桜を見られます。嵐山駅近くの「渡月橋」と桜の合わさった姿は、嵐山地域を代表するお花見スポットのひとつです。
嵐山からは嵯峨野トロッコ列車も出ており、ツアーに参加しながら桜を楽しむこともできます。
4. 平安神宮
Photo by Pixta
平安京遷都1100周年を記念して1895年に創建された「平安神宮」は、日本庭園と社殿が広がるスポットです。桜の名所としても有名で、濃いピンク色のヤエベニシダレザクラと呼ばれる品種のめずらしい桜を見ることができます。
4月上旬の桜シーズンにはライトアップなども行われ、夜桜も楽しめます。なお、花見や紅葉などの観光シーズンはおよび道路が大変混雑することが予想されます。平安神宮へ行かれる際は、地下鉄東西線「東山駅」の利用がオススメです。
■駐車場:なし(スポット周辺に有料コインパーキングあり)
関西地方のオススメ桜名所4選
1. 奈良「奈良公園」
Photo by Pixta
「奈良公園」は、奈良県を代表する広大な公園です。敷地内には東大寺をはじめ世界遺産に登録された社寺が並び、自然に囲まれた中で野生の鹿やリスなどを見ることができます。
奈良公園の桜は、小ぶりなナラノヤエザクラと呼ばれる品種のもの。桜と動物の姿を同時に見ることができるのも魅力ですね。動物たちと戯れながら、春の訪れをゆったりと感じてみてください。
また、奈良公園では夜間のライトアップを通年行っています。なかでも、浮見堂と桜がコラボレーションした幻想的な景色は見逃せません。
2. 奈良「郡山城跡」
Picture courtesy of 大和郡山市観光協会
奈良県北部の大和郡山市にある「郡山城跡」は、奈良県随一の桜の名所として有名です。1580年に築城された郡山城では、400年以上も前からお花見スポットとして親しまれてきたと言われています。
郡山城跡を約800本の桜が囲む様子は、"御殿桜"と呼ばれています。桜の季節である毎年3月下旬〜4月上旬には「大和郡山お城まつり」も開催されているので、ぜひ足を運んでみてください。
【第63回 大和郡山お城まつり】
2024年3月24日(日)~4月7日(日)
公式HP:https://www.yk-kankou.jp/
3. 大阪「大川」
「大川」は、大阪府大阪市の都島区と北区の境を流れる川。川の両端には、都島区側の「毛馬桜之宮公園」、北区天満橋にある「造幣局」など大阪でよく知られた桜の名所があります。
毛馬桜之宮公園は大川の両岸に広がる4.2キロメートルの公園で、対岸には造幣局や泉布観(せんぷかん)など明治初期の建物が並びます。
春になると約4,800本の桜が花を咲かせ、川沿い散策や花見クルーズなど夜遅くまでお花見を楽しむ多くの方で賑わいをみせます。
■アクセス:地下鉄谷町線、京阪「天満橋駅」徒歩約2分
■HP:https://www.pref.osaka.lg.jp/kenshi_kikaku/keikan-ustukushii/100kei-79.html
4. 大阪「大阪城」
大阪市内に位置する「大阪城」は、1590年に日本を統一した豊富秀吉により築城され、江戸幕府を開いた徳川家康によって修復された城です。日本三名城にも数えられ、迫力のある姿を現在でも見ることができます。
市の重要文化財にも指定されている「西の丸庭園」は、約300本の桜を見ることができる場所として人気です。ほかに、梅の花を楽しめる梅林など、さまざまな花が咲き誇ります。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(有料)
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中国・四国地方のオススメ桜名所5選
1. 広島「千光寺公園」
広島県の人気観光スポットである尾道に位置する「千光寺公園」は、瀬戸内海からほど近い桜の名所。海面からは約100メートルのところにあり、桜の咲く街並みや海に浮かぶ島などを一望できます。
神社、お寺、史跡めぐりや、美しいブルーの瀬戸内海を渡るサイクリングロード「しまなみ海道」などさまざまな魅力がある尾道の街並み。公園内の山頂まではロープウェイで登ることができるので、そこから景色を楽しむのもいいですね。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(有料)
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2. 広島「上野公園」
Photo by Pixta
広島県庄原市にある「上野公園」は、上野池を中心とした桜の名所。春になると池の周囲約2キロメートルに渡って桜が咲き乱れ、彩りあふれる風景を味わうことができます。
例年3月下旬〜4月中旬には「庄原・上野公園桜まつり」が開催され、夜になると、池にかかる赤い橋や照明が夜桜の美しさを引き立てます。広島市から車で1時間30分ほどですが、春の広島観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。
※:庄原市は広島市から車で1時間半ほどの距離にあります。広島観光と一緒に向かう場合は、レンタカーかバスを利用するのがよいでしょう。
■駐車場:あり
3. 鳥取「打吹公園」
Photo by Pixta
鳥取県倉吉市にある「打吹公園」は、地域のシンボルである打吹山の麓に整備された公園です。春になると多種多様な桜が花開き、多くの人が訪れます。
打吹山は国の「森林浴の森100選」にも選ばれる自然豊かな場所で、落ち着いた雰囲気が特徴的。桜のシーズンには約500個のぼんぼり(※1)が並び、幻想的な夜桜を楽しむことができます。
桜とツツジの開花に合わせて、例年3月下旬~5月中旬には「倉吉春まつり」が開催されます。風情を感じるぼんぼりと桜のコラボレーションを見に立ち寄って見てはいかがでしょう。
※1:ぼんぼり……紙や絹で覆われた照明灯
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4. 愛媛「開山公園」
Photo by Pixta
愛媛県今治市にある「開山公園」は、標高149メートルの開山山頂にある公園です。春になると約1,000本の桜が咲き誇り、桜の名所としての顔を見せます。
公園の展望台からは、伯方島や大島大橋・大三島橋・多々羅大橋などの観光スポットと桜の木々を同時に見ることができます。また園内には滑り台やジャングルジムなどもあるので、子連れやファミリーにオススメ。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(有料/無料)
5. 香川「栗林公園」
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香川県高松市にある「栗林公園(りつりんこうえん)」は、江戸時代に作られた歴史の長い庭園です。重要な文化財庭園として四国で唯一特別名勝に指定されています。
また2009年には、日本に関する旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星に格付けされるなど、訪日観光客も注目の名所となっています。
桜のシーズンになると約320本の桜が咲き誇り、6つの池と13の築山のある景色を彩ります。園内には抹茶や日本食のランチが楽しめるレストランも併設されているので、1日を通してゆったりと滞在できます。
今年で21回目を迎える「特別名勝栗林公園春のライトアップ」は、2024年3月29日(金)~4月7日(日)に開催予定です。
■アクセス:JR「栗林公園北口駅」 徒歩約3分
■駐車場:あり(有料)
東北地方のオススメ桜名所6選
1. 岩手「小岩井農場」
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岩手県にある「小岩井農場」は、岩手山の麓にある広大な農場です。壮大な山の景色を望める大自然の中で、羊の放牧地や牛舎、レジャー施設があり、大人から子どもまで楽しめます。
小岩井農場の桜は、牛舎入り口近くに凛と咲く一本桜。空の青と草原の緑と相まって、まるで絵に描いたような美しい景色が魅力のお花見スポットですね。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(無料)
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2. 秋田「角館町」
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秋田県仙北市にある「角館町(かくのだてまち)」は、武家屋敷など伝統的な街並みが残る地域。国の文化財として保護されている地域もあり、山々に囲まれた自然の中にかつて活躍した武士の屋敷を見ることができます。
角館町には樹齢300年を超える名物の「角館のしだれ桜」があり、例年4月中旬〜5月上旬には「角館の桜まつり」が開催されます。夜にはライトアップも行っているので、ぜひ足を運んでみてください。
3. 山形「松が岬公園」
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山形県の米沢市にある「松が岬公園」は、米沢城跡地に整備された公園です。春になると水堀の周りに約200本の桜が咲き乱れ、桜の名所として多くの人を惹きつけます。
なかでも、松が岬公園の桜のもうひとつの魅力は、水堀の水面に映る桜の姿。桜の散り始めには花びらが浮かぶ様子が楽しめます。桜と水堀の合わさった姿を、ぜひ実際に見てみてください。
また、例年4月下旬〜5月上旬に開催される米沢の一大イベント「上杉まつり」は、たくさんの露店が並び、春を迎えた喜びを感じる人々と共に、市内はまつり一色に彩られます。春の米沢の訪れて、まつりに参加してみては?
■アクセス:米沢駅よりバスまたはタクシーで約10分
■駐車場:あり(無料)
4. 福島「夏井千本桜」
Photo by Pixta
福島県田村郡にある小野町には、「夏井千本桜」と呼ばれる桜の名所があります。夏井川の両岸5キロメートルに渡り、約1,000本の桜が咲き乱れる様子を見ることができます。
こちらのスポットのもう1つの魅力は、桜と鯉のぼりの姿を同時に見られるところ。桜の開花が遅い東北ならではの光景と言えますね。
また、桜の開花期間中は夜桜ライトアップも行われます。(18:00~22:00)
■アクセス:JR「夏井駅」徒歩約5分
■駐車場:あり(300台)
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5. 青森「十和田市官庁街通り」
Photo by Pixta
「十和田市官庁街通り」は、青森県十和田市にある桜の名所。春になると約150本の桜が一斉に咲き誇り、桜の並木道が見事なピンク色へと変わります。
十和田市官庁街通りでは、桜のピンクと松のグリーンとのコントラストを見ることができるのも魅力のひとつ。また桜が散り始めると、ピンク色のじゅうたんのように桜の花びらが地面を彩ります。
例年4月中旬〜5月上旬桜の開花時期に合わせて「十和田市春まつり」が開催されます。まつりの期間中は、フリーマーケットやグルメが楽しめる屋台の出店、桜流鏑馬などさまざまなイベントが開催され、夜には桜のライトアップも実施されます。
■アクセス:JR「七戸十和田駅」から十和田観光電鉄バスで約20分
■駐車場:あり(有料)
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6. 宮城「西公園」
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宮城県仙台市の「西公園」は、仙台でもっともよく知られているお花見スポットのひとつ。ブルーシートを広げて、お酒や料理を楽しむ人々が多く集まります。
定番の屋台から多国籍なグルメが楽しめるほか、夜には幻想的な夜桜ライトアップが鑑賞できます。また事前に公式HPから予約をすると、座布団と暖房が完備されたテントの座敷席から桜を楽しむこともできます。(2024年1月時点での開催は未定)
【西公園櫻岡花見】
公式HP:http://www.sendai-ohanami.com/
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1. 熊本「熊本城」
Photo by Pixta
熊本県熊本市にある「熊本城」は、日本三名城にも数えられ、地元のシンボルとも言える城。約400年ほど前に建てられた歴史ある城で、堂々とそびえ立つ黒色の外観は迫力があります。
春には城内に桜が咲き誇り、モノトーンのお城と桜のピンクが絶妙な雰囲気を演出しています。例年3月下旬〜4月上旬には、歴史と伝統に培われたイベント「春のくまもとお城まつり」が開催され、夜にはライトアップもされているので、時間帯を変えて訪れるのもよいですね。
【春のくまもとお城まつり】
公式HP:https://kumamoto-guide.jp/oshiromatsuri/
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2. 長崎「大村公園」
Photo by Pixta
「大村公園」は、長崎県大村市にある桜の名所。その特徴は桜の種類と本数の多さ。21品種、約2,000本もの桜が公園一帯を彩ります。
なかでも、国の天然記念物に指定されているオオムラザクラは、花びらの数が多くバラにも似た華やかさをもった珍しい桜。日本人にとっても見る機会は貴重なので、ぜひ立ち寄ってみたいスポットです。
■アクセス:JR「大村駅」からバスで約10分「市役所前」バス停下車
■駐車場:あり
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3. 佐賀「御船山楽園」
Picture courtesy of ©mifuneyama.
佐賀県の武雄市にある「御船山楽園」は、四季の自然を楽しめる広大な庭園です。春には約2,000本の桜と20万本のつつじを見ることができ、幻想的な色とりどりの風景が広がります。
3月下旬からは「花まつり」が開催され、夜の時間には桜のライトアップも行われています。また園内にはレストランや茶屋などがあるので、長時間の滞在でも楽しめますよ。
【花まつり - 桜】
2024年3月15日(金)~4月7日(日) 8:00〜22:00
公式HP:https://www.mifuneyamarakuen.jp/early_spring/
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4. 宮崎「西都原古墳群」
Photo by Pixta
宮崎県の西都(さいと)市に位置する「西都原古墳群」は、市の特別史跡公園です。春には桜と菜の花、秋はコスモスを楽しむことができます。
古墳群内にある御陵墓前では、桜2,000本、菜の花30万本が花を咲かせます。桜のピンクと菜の花の黄色の鮮やかなコントラストが美しく、つい立ち止まってぼんやりと眺めていたくなる光景が広がっています。
例年3月下旬~4月上旬桜の開花時期に合わせて「西都花まつり」が開催されます。ワークショップや、スタンプラリー、ステージショーなどが開催されるので、家族や友人と訪れてみてはいかがでしょうか。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(無料)
5. 福岡「舞鶴公園」
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福岡県福岡市にある「舞鶴公園」は、福岡城趾に整備された公園。およそ400年の歴史を持ち、春はお花見スポットとして人々の憩いの場所となっています。
春の桜シーズンには「福岡城さくらまつり」も開催され、期間中はライトアップや屋台の出店をはじめ、さまざまなイベントが行われています。にぎやかな雰囲気のなかでお花見を楽しめますね。
■アクセス:福岡市営地下鉄「赤坂駅」2番出口徒歩約10分
■駐車場:あり(有料)
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1. 松前郡「松前公園」
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北海道の南部、松前郡松前町にある「松前公園」は、松前城を中心とする公園です。北海道唯一の城下町が広がるエリアで、250種、1万本もの桜が咲く"桜の里"とも呼ばれています。
桜の季節には「松前さくらまつり」が開催され、武者のパレード、舞踊などさまざまなイベントも繰り広げれらます。また品種によって満開になるタイミングが異なるため、約1か月という長い期間桜を楽しむことができるのも魅力のひとつです。
■アクセス:「木古内駅」または「函館駅」から函館バス「松城」で下車
■駐車場:あり(有料)
2. 日高郡「静内二十間道路」
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北海道日高郡にある「静内二十間道路」は、直線道路沿いにあるお花見スポットです。近隣の山から移植された桜を、まっすぐな約7キロメートルの道沿いに見ることができます。
次世代に残したい北海道のスポットとして「北海道遺産」にも選ばれ、桜のシーズンである5月上旬〜中旬までの期間には、およそ20万人が訪れる日本屈指の桜の名所として親しまれています。
例年桜の開花時期に合わせて「しずない桜まつり」開催されます。まつりの期間中は、二十間道路が全線駐停車禁止になります。車で行かれる予定の方は駐車帯を利用しましょう。
静内二十間道路について、詳しくはこちらをご確認ください。
3. 函館市「五稜郭タワー」
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「五稜郭タワー」は、北海道の函館市にある展望台です。タワーからは星形の五稜郭公園を見ることができます。園内には約1,600本の桜が咲き誇るお花見スポットとしても有名です。
春になるとタワーの展望台から見える景色がピンク色へと様変わり。空から見る桜の様子は、地上とはまた違った魅力を感じます。展望台には強化ガラスで床下が見える「シースルーフロア」、また施設内にはレストランやカフェなどもあるので、ゆっくりと桜の景色を楽しめます。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(有料)
4. 札幌市「モエレ沼公園」
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「モエレ沼公園」は、北海道札幌市にある広大な公園。ユニークなデザインが特徴で、幾何学的な形の山や噴水、遊具などが並びます。
敷地内の「サクラの森」では、春になると約2,300本の桜が咲き誇ります。自然とアートが融合した風景をぜひ体感してみてください。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(無料)
中部・北陸地方のオススメ桜名所5選
1. 新潟「高田公園」
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「高田公園」は、新潟県上越市に位置する桜の名所。江戸時代に建てられた高田城の跡地に整備された公園で、現在でも城下町の様子を見ることができます。
高田公園の桜の魅力は、日本の三大夜桜の1つにも数えられる夜の桜の姿。"さくらロード"と呼ばれる桜並木など、公園全体がライトアップされ、夜でも美しい桜の姿を余すところなく堪能することができます。ぜひ夜の時間に訪れてみてください。
また、今年で第99回を迎える「高田城址公園観桜会」は開催予定です。
【高田城址公園観桜会】
2024年3月29日(金)~4月14日(日) ライトアップ 日没〜21:00
公式HP:https://joetsukankonavi.jp/kanoukai/
2. 長野「高遠城址公園」
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長野県にある「高遠城址公園」は、高遠城の跡地に整備された公園です。桜の日本三大名所のひとつにも数えられています。
高遠城址公園の桜は、やや小ぶりの赤みがかった花が特徴的な、タカトオコヒガンザクラと呼ばれる品種のもの。古くからその可憐さゆえに天下第一の桜と称されました。また、例年桜の開花時期に合わせて「高遠城址公園さくら祭り」も開催されます。
現在園内にある樹木は県の天然記念物に指定されています。ここでしか見ることができない桜の姿を楽しんでください。
【高遠城址公園さくら祭り】
公式HP:https://takato-inacity.jp/2024/
3. 長野「松本城」
国宝にも指定されている長野県の「松本城」は、天守が現存している日本でも有数のお城です。黒い外観から"黒鷺城"とも呼ばれるこのお城は、春になると桜が咲き誇るお花見スポットとして多くの方が訪れます。
敷地内にはおよそ300本の桜が植えられていて、天守閣を背景に見る情緒深い桜の姿が人気を集めています。また夜にはライトアップも行われているので、こちらも要チェックですね。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(有料)
4. 金沢「兼六園」
石川県金沢にある「兼六園」は、江戸時代を代表する日本庭園のひとつです。日本三名園にも数えられる名勝地としても知られ、400本以上の桜が植えられています。
園内には桜の名木が多く、兼六園菊桜と呼ばれるここでしか見ることができない品種も存在しています。4月上旬〜中旬の桜シーズンの夜は、期間限定ライトアップや兼六園無料開放が行われています。
日本三名園の桜を堪能してみてはいかがでしょう。
■アクセス:詳しくは、公式HPをご確認ください。
■駐車場:あり(有料)
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5. 名古屋「名古屋城」
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愛知県名古屋にある「名古屋城」は、日本三名城にも数えられる江戸時代に建てられた城です。天守閣に飾られた金の鯱(しゃちほこ)が特徴的で、名古屋を象徴する存在として親しまれています。
名古屋城には約1,000本の桜があり、特に天守閣と桜が同時に見える光景は圧巻です。城内のいたるところで桜を観賞することができるので、桜と城の組み合わせを堪能したいですね。
※天守閣は2024年1月現在、天守閣木造復元事業のため入場できませんが、そのほかの施設は入場可能です。詳細は公式HPをご覧ください。
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まとめ
日本における春の風物詩である桜には、ひとことでは表しきれない日本人の心を感じることができます。みなさんも日本を訪れる際は、ぜひこの記事を参考に、日本各地でお花見を体験してみてください。
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※本記事は2016年に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。
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